買い替えて見える化
かれこれ10年以上使っている体重計の数値が、
どうも怪しいことは、薄々気が付いていた。
何か持って測る、持たずに測る→数値が変わるはずである。
100g単位の計測になっていれば、軽い物なら変動が無いかもしれないが、
ペットボトル1本を持つ、持たないでは数字が変わらないとおかしい。
その、おかしいが起きていることに、先週気が付いた。
「一度測る→降りる→そのまま、すぐにまた測る」
これで数字が変わる事も、しばしばあった。
もうお前は信用できない!!!
10年以上連れ添った君とも、もうサヨナラだ!!
と、全く後腐れも未練も無く、
新しい体重体組成計に買い替えた。
軽い、コンパクトでいい。
乗るだけで、乗った人が誰か判別してくれるのも、有難い。
体重以外はあくまで推定値。
誤差も大きいと言われている。
それでも、記録して毎回比較したら、体調管理の指標のひとつになる。
5月29日
体重:67.8kg
BMI:20.9
体脂肪率:6.6%
体脂肪量:4.5kg
筋肉量:60.1kg
骨量:3.2kg
基礎代謝量:1830㎉
本当か!?
スピーディーに色んな項目が見えるのが面白い。
富士登山シリーズ戦に向けては、まだまだ3割ぐらいの仕上がり。
全然体ができてない。
7月下旬にどうなるか、お楽しみ。
ちなみに、マラソンは体重とタイムに相関があって、
1kg減ると3分速くなるという定説が、市民ランナー界に存在する。
これはデータの解釈の誤りで、実は因果関係は無い。
体重が落ちたのは、走り込んだ結果であって、
走り込みで走力が上がり、同時に体重も落ちて、タイムが伸びているデータを、
「体重が軽い程速くなる」と、読み違えた勘違いである。
一見すると相関があるようで全く無い、論理のすり替えが起きている典型例だ。
走った結果絞れた体ならタイムは出るが、食事制限で落とした体は、見掛け倒しでしかない。
プロセスが間違えていれば、成果は出ないのである。
タニタで、しばらく遊べそうだ。