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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

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アナタカカトツイテアルカナイトネ

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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この間の記事「フォアフットと重心移動を考えるは、結構な反響を頂いた。

着地の仕方、走り方や歩き方の関心の高さを知ることになった。

ランニング雑誌やクラブのコーチも、結局は着地をどうしたらいいか分かっていない。

ネットサーチの大海原に航海に出たらもう、遭難、迷宮入りは確実である。

解剖学やバイオメカニクス、運動学の基礎が無いと、

目に見えないのがランニング。

 

ランニングについてはもう答えを書いたので、

もうあんまりかき回すのはやめておこう。

今日は、歩きの話。

踵の皮膚がガサガサしている人、

ガサガサがひび割れている人、

外反母趾の人、

有痛性外脛骨の人、

土踏まずが消滅しかけている人、

 

こんな人に共通するのが、歩く時の踵の動き。

パターンはいくつもあるが、踵骨に荷重が掛からないのが特徴。

コロンコロンと足裏が転がるように体重移動するのではなく、

バタンバタンと音が出そうな着地の仕方をする。

 

地面反力を十分に受ける事ができないので、

足から上の動きもギクシャクしている。

 

膝の痛みや、股関節、臀部や腰の不調につながり、肩や首まで波及する。

踵骨が動いていないと、体の後面は十分に機能してくれない。

 

アーチの落ち込みや、外反母趾も、原因は踵に隠されている。

原因に目を向けていない安易な足底板、インソールは、体を壊す。

 

っていうのは、歩きも走りも同じ。

結局は走りの話になっちゃう(笑)

歩きも走りも、スピードが違うだけで、メカニズムは同じ。

 

踵骨が動くように調整して、踵骨の使い方を覚えたら、

足からくるトラブルは激減する。

 

そんな事言うのも、僕が自分の体で経験してきているから言える事。

ちゃんと足の外側で着地しろよ!

というのも、失敗してきてきたから言えるのだ。

フォアフットなんて無いぞと。

 

今から6年程前だろうか、台湾の足病医に言われた事がある。

「アナタ、カカトツイテアルカナイトネ」って。

その頃はランニング業界は今よりもフォアフット全盛期で、

僕も一生懸命つま先寄りで着地して走ってた。

 

足病医は僕の足を見て、走り方まで見抜いて、アドバイスしてくれた。

その言葉が届くまで、何年か掛かった(笑)

 

歩くには、まず踵を踏みしめて荷重をかけること。

それだけで、全身の動きが変わる。

脳は、常に足裏と対話している。

アナタモカカトツイテアルカナイトネ。

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