衛生管理
からだ工房らくだでは、衛生学及び公衆衛生学に基づいた衛生管理を、
2014年の開業以来続けてきました。
本来は「下ごしらえ」や「準備、片付け」として、
施術を受けるクライアントの目につかないように行う、保健衛生上の業務です。
昨今の社会情勢を踏まえ、あえてここに記すことにします。
施術は1人ずつ行います。
人が密になって過ごす空間、
不特定多数の人が接触するなどには該当せず、
集団感染は発生しません。
基本的衛生対策
①清掃の徹底
ハウスダストまで吸引するクリーナーで、
玄関、廊下、施術室、トイレまで掃除をします。
基本的には毎日ですが、状況に応じて日に数回清掃を行います。
空気中に舞うホコリに乗って、菌やウイルスは体内に入ります。
一にも二にも清潔な環境を作り、クライアントを迎え入れるよう心掛けています。
②布類の除菌漂白
施術に使うフェイスタオル、ベッドシーツは、
使用後に酸素系漂白剤を使用して洗い、
紫外線照射による除菌消毒を行った上で、再度使用しています。
③換気
施術を受けやすい環境を作るために、
室内の温度管理を行い、新鮮な空気を循環させることを大事にしています。
解放空間における感染症の伝播は、世界中でも起きていません。
施術中、必要と判断すれば、窓やドアの開閉を行い、空気の入れ替えをします。
④消毒液の設置
手指の消毒を行いたい方はお使いください。
手には元々、抗菌状態を保つ仕組みがあります。
繰り返し消毒液を使うことが日常化すると、
皮膚細胞が変異して、肌荒れや爪の形成異常を起こします。
消毒は体の状態に応じてお使いください。
手洗いをしたい方はお気軽にお申し付けください。
⑤マスクの使用
基本的に今しばらくの間、術者はマスクをして施術を行います。
厚生労働省の指導では、
「マスクは風邪や感染症の疑いがある人が使用することが重要」とされています。
マスク着用は呼吸の妨げになり、体調を崩すこともあります。
よって体調に不安が無ければ、クライアントにマスク着用を求めることはありません。
過剰な対策はストレスになり、かえって免疫力を下げることになります。
⑥手洗い
施術前後はクライアントが代わる度に、ハンドソープを使い手洗いをします。
手洗いにより手に付着したウイルスは、
100万分の1に減少することが確かめられています。
⑦予約の変更について
風邪や感染症の疑いがある方は、遠慮なくお申し付けください。
予約日時の変更を致します。
無理せずにゆっくりとお休みください。
キャンセル、変更による料金は一切かかりません。
非接触型の体温計測は、深部体温とは異なります。
本当の体温である深部体温は、
舌下・腋下・直腸でしか測ることができません。
深部体温が分からなくても、
我々整体師は触れれば「熱があるか無いか」分かります。
また、顔色を見ればおおよその不調は判断できます。
見ること、触れることが確かな検査になります。
今現在、日本において整体施術は、民間療法とされています。
それは、未科学的な領域がまだまだ多いからです。
科学的にはまだ解き明かされていないが、
アプローチすることで「確かに」体に変化が起こるのが整体です。
安全かつ効果的に施術するために、
からだ工房らくだでは、基礎医学に則った観点を非常に大切にしています。
衛生管理についても、科学的に整合性のないものは行いません。
科学的でない衛生対策は、対策とは言えませんし、
クライアントのストレスにもなります。
整体は科学的でなければならない。
整体は非科学的であってはならない。
ここでは、格好ばかりのウイルス対策はしていません。
欲しいのは実効性です。
健康づくりとして、日頃の食事や運動などの相談も、お気軽にどうぞ。
教科書通りではなく、実践と実戦の活きたノウハウをお伝えします。