見える化するだけで
昨日も書いた通り、個人的に浮腫みには結構気をつかっている。
浮腫んでいるだけで頭が働かないし、カラダも重くだるくなる。
浮腫んだ顔で施術するのも、僕の中ではタブーである。
そんな整体師はアウトだと思っている。
浮腫みを排出する強引なやり方は、朝起きたら汗をかきに出かけることだ。
これだけで随分とスッキリする。
夜の間に消化吸収され、代謝されて余ったものも汗として出て行く。
自分の浮腫み取りは施術者として欠かせない。
浮腫めば当然、体重も増える。
体重管理に関しては、数字と感覚のすり合わせが大事だと思っているので、細かい数字は気にしていない。
ただし、富士登山競走、富士登山駅伝だけは軽さが武器になる大会である。
一部ではレスラー呼ばわりされるくらいの骨太で重量級の僕は、山岳レースには不向きだ。
それでもこれまで入賞したり、区間上位に食い込んでこれたのは、ある程度無駄をそぎ落とした結果であったのは、データが証明している。
ここには、膨大なデータが取ってある。
注意したいのは、トラックレースやロードレースは、必ずしも体重が軽い時に良いタイムが出ているわけではない。
重い時にパワーで押し切ったということは何度もあった。
7月下旬に入り、梅雨の疲れも取れてコンディションが上がってくると、何も制限していなくても自然と体重が落ちていく。
昨年の7月14日:68.5kg
昨年の7月16日:67.1kg
昨年の7月19日:67.7kg
おおよそこの辺りを保って、富士登山競走も駅伝にも出場した。
大事なのは落とすのではなく落ちるというバイオリズムだ。
今年は別に体重は全然気にしていなくて、ここ3カ月ほど体重計に乗っていなかった。
昨日7月13日7:00 71.0kg
かなりのオーバーである。
コンディションが上がっていないのが目で見える。
7月13日8:00 70.1kg
余計な水分でこれだけ減る。
7月13日19:30 69.5kg
カラダの感覚も良くなった。
7月14日7:00 69.5kg
7月14日21:00 68.1kg
昨日の朝から3kg減ったので、ズボンもかなりゆるくなった。
減ったのは、ほとんどが水。
水と結びついていた糖分が使われたことで汗や尿として排出されたのだと思う。
食べ過ぎ、飲み過ぎで増える体重は、ほとんどが水と結びついて蓄えられている状態。
まずは要らない水を捨てて、体液循環を促す。
これだけでも、体調はかなり変わる。
記録を積み重ねていくと、見えないことも見えてくる。