再始動一発目のバーティカル
1年のメインレースが終わって、オフが終わって、合宿が終わって、
久々に舗装路を走ってる気がする。
秋から冬はトラック、ロードのレースになる。
ようやく、傾斜のついてない所に帰ってくる、懐かしい感覚。
平地って、どうやって走ればいいんだっけ?
その前に、バーティカルレースがあったな(8月24日)。
富士見高原のバーティカル。
富士見パノラマスキー場のゲレンデを逆走して、
入笠山山頂まで、6.4kmで1000m登る。
昨年は大会記録と優勝にチャレンジして
記録自体は大会新だったけれど、準優勝だった。
それまで53分ぐらいが大会記録だったのかな?
それを、長野の鉄人宮川さんと、イノヴェイトの大沢さんと、
攻めて攻めて、僕と大沢さんは49分台、宮川さんは48分台を出した。
ん??
何か引っ掛かるな。
今年の富士登山駅伝の5区(4.24km《GPSで4.5km》・登り1017m)が49分22秒。
昨年の富士見バーティカル(6.4km・登り1000m)も49分22秒。
何だこれ?
どう分析すればいいのだろう?
傾斜は、5区の方が明らかにきつい。
足場も砂礫で、無茶苦茶悪い。
更に、標高2100m位から3100m位までの環境で、かなり酸素が薄い。
入笠山の山頂は1955mなので、5区のスタートより下でのゴールになる。
ゲレンデの傾斜はかなりのものだけれど、富士山のようにズリズリ崩れてこない。
短い草と、ウッドチップと、砂利、一部舗装路と、足場はかなり良い。
もし、仮に富士見バーティカルの足場で、5区の距離と標高差を登ったら、
感覚的に7~8分は速くなる気がする。
5区に比べたら、足場も良くて、傾斜の緩い富士見バーティカルの方が、ちょっと優しいはず。
「スピードが出る=傾斜が緩い=距離が長くなる=時間が掛かる」??
5区の様々な条件は、プラス2kmの距離で相殺されるのか?
昨年の富士見バーティカルのタイムも、今年の5区のタイムも、
序盤から思い切り突っ込み過ぎて、最初で打ち上がっているので、
出し切れてはいない。
どう見ていいのか、よくわからん。
出せんのか?
大会新で優勝。
その前に、世界選手権代表が立ちはだかる。
戦える事が、楽しみでたまらん。
勝ったら、メーカーのサポート契約、推薦してくれないかな。