筋肉痛になっちゃいなよ
「そんなことしたら、筋肉痛になっちゃうよ」
弱くなっている筋肉や、バランスとの兼ね合いで、
筋力強化の話を患者さんとする時によく出る言葉です。
いいじゃないですか。
筋肉痛。
動けなくなるくらい、筋肉痛になればいいです。
その痛みは、非常事態ではなく、健康でいるために必要な刺激に対する正常な反応です。
筋肉痛を起こさないできた筋肉は、ペラッペラで、スッカスカで、縮まない、伸びない。
関節を動かす仕事もしなければ、むしろ関節を動かすブレーキになって邪魔をします。
生まれ変わりのない、代謝の起こっていない筋肉は、カラダの動きを悪くします。
もちろん、姿勢にもそれははっきりと現れます。
筋肉痛にならないと、できていたことが、どんどんできなくなるんですね。
やれていたことも、知らないうちにできなくなっていきます。
過去の栄光が消え去るのは、一瞬なのです。
筋肉痛は、得るものがある痛みであり、時間が解決する痛みであり、
逃げれば損をする痛みです。
筋肉痛ぐらい、我慢しなよ。
もっと痛いの、ずっと痛いの、やってくるよ。
どっちがいい?
「そんなことしたら、筋肉痛になっちゃうよ」と言われると、ちょっとイラッとします。
その習慣が、今のカラダを作っている。
カラダを変えるには、その習慣から変わらないと。
習慣を変えるには、認識を変えないと。
認識が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、カラダが変わる。
カラダが変われば、人生が変わる。
筋肉痛とは、お友達です。
仲良くすると、いいことありますよ。
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