形状保存の法則

カラダと生き方に関わる仕事をしている以上は、食事のワードは避けられない。
僕も今まで随分色んなものを食べてみたし、色んなことを試してみたりしてきた。
その経験から得られたのは、「これが良い」というものを口にするよりも、
カラダにとってマイナスに働く食品を避けた方が遥かに成果が上がるということだ。
マイナスに働く食品にはある法則がある。
それは、食材の元の形が残っていないということだ。
いわゆる「加工品」には、原材料の姿形が残っていないことが多い。
加工の過程で異質のものがごっちゃにされて、様々な化合物が加えられる。
気が付かないうちに依存性が付くのが怖い。
「必要な分」を「必要なだけ」食べるのを通り越して、
必要以上に必要も無いのに食べてしまう。
食材の元の形が残っていない加工品の多くは、安い。
そして、添加物が少なく加工の度合いが少ない程、値は高い。
食材の形が保たれているものを極力選ぶこと。
これを守るだけで、かなりカラダの調子が変わるはずだ。
そして、形の保たれていない食品が、どれだけカラダに影響を与えているかもわかる。
形の残らない加工のものは、頻度を減らしたり添加物の無いものを選びたい。
「食材の形があるか、ないか」という物差しで、あなたの口にするものを見てみよう。
形のあるものを選んで、「カラダに必要なだけ」食べれば、糖質制限は必要ない。
食事制限という縛りすら要らない。
※潰したり、細かくしたり、削ったり、絞るというのは、例外。
必要な栄養が入ると、満たされたというスイッチが入るようにカラダは出来ている。
ところが、質のよろしくない加工品は、いくら食べても満たされることがないので、際限がない。
これぞ糖尿病への最短ルート。
知る人ぞ知る名店の幾島食堂のテイクアウトは、見事に食材が活きている。
デザートもおやつも要らないくらい満足できる。
食事制限、糖質制限よりも、もっと足元見直そうぜ。