故障しない体作り

調子が良いのは、良いこと。
当たり前だ。
「良い」があるという事は「悪い」があるということ。
それは良いこと?
悪いこと?
良い、悪いで考えるのは好きじゃないので、この辺で頭を切り替えて、
体の故障について考えてみたい。
例えば、スポーツで故障するケース(外傷とは区別する)。
トレーニングを積んできて、練習を重ねてきてその結果、故障する。
ありがちだ。
これ以外には無い。
これ以外のパターンは、突発的なアクシデントによる外傷しかない。
結果を出すために、タイムを出すために、勝つために、練習する。
その結果故障していたら、目標・目的には到底たどり着けない。
キツイことすれば、体には負荷が掛かる。
だから故障する?
本当か?
体の能力を伸ばすための練習で、体が壊れるっておかしくないか?
故障するような事をして、総合的な能力が上がるわけがない。
つまりそれは、やってる事が間違っているという事。
故障はつきもの、仕方ないのではない。
失敗の法則にぶち当たっているのだ。
やってる事が間違っているという事に、
気が付かない事が間違いだ。
恐ろしいことだ。
体にとって続けられない事には、物理的に無理がある。
物理的に無理なのに、それを続けるから壊れる。
故障しなければ、継続して積み重ねが出来る。
積み重ねてきたものには、好不調の波があまり無い。
体のどこかを痛めるのは、使い方に問題があって、
使うことに問題があるのではない。
使わない事はもっと問題。
故障の痛みは、シンプルな体からの警告サイン。
その声に耳を澄ませて、対話するといい。
こうですか?
こっちですか?
これはどう?
何が必要かは、体が知っている。