仕事の流儀
今日は第3日曜日。
第3日曜日は、ブラッシュアップの勉強会がある日だ。
研鑽や試行錯誤、反復練習や、研究をしない専門家はいない。
整体屋として腕に磨きをかけるために、
やや厳しい波にもまれる月1回の勉強会は、どんなものにも優先して大事にしている。
プロ野球選手だって、毎日練習を重ねてプレーを高めていく。
板前さんも陰でこっそり仕込みをする。
人のする仕事に、完成形なんてあり得ない。
どこかいつも改善点があって、課題があって、そこを変えていく取り組みに、
おそらく終わりは無い。
そこにはいつも「何のために」というどっしりとしたものがある。
だから、より良くしていくための行動が起こる。
しばらく前までは、全然意味が分からなかったことが、少しだけ分かるようになった。
でも、まだまだ見えていないことの方が多い。
ベテランと、プロフェッショナルは違う。
治療家業界歴の長い人がベテランであっても、それがプロフェッショナルとは限らない。
ベテランであっても、アマチュアであることは厄介だし悲劇でもある。
反対に、ルーキーでもプロフェッショナルということもある。
ベテランであり、プロフェッショナルというのは、理想の形だ。
毎月の勉強会は、ルーキーでもプロフェッショナルになるための研鑽の場。
そして、ベテランでもアマチュアにならないための、淘汰の場である。
常により良く在ろうとする仲間と、講師陣と師匠にもまれながら、
毎月色んな種類の汗を流している。
脂汗、冷や汗、涙汗…笑
技磨き、人磨きに、終わりは無い。
この流儀を忘れちゃいけないね。