頭から突っ込む

明日は有度山トレイル。
仕事は午後から夜までの予定。
有度山は一昨年、昨年優勝で、今年も招待選手として呼んでもらった。
有難い限りである。
相馬杯争奪レースになってから、今年は2回目になる。
エントリーリストを見ると、明らかに格上の強者たちが何人も居る。
夏ほど登りはやってないし、山のフットワークも忘れてる。
勝てるイメージは全くない。
余裕は1ミリもない。
それに、4年前に膝をクラッシュした場所が、有度山のトレイルコース。
試走に行った時に負傷した。
足を地面にまともに着けなくなり、まっすぐ走れなくなった。
我慢してその後も駅伝に2本出て、有度山も本番走って、もう駄目だと諦めた。
負傷した時履いていたシューズ・・・
あの選択が、膝をクラッシュさせた原因だと、いまだに思っている。
だから、路面に応じてどんなシューズにするかは、結構こだわる。
9kmちょっとの短い距離とはいえ、
有度山トレイルのコースは細かいアップダウンが絶え間なく続く。
玉石がゴロゴロしている場所もあり、足場はかなり悪い。
土は粘土質で固まっている。
フカフカした土や、砂利があれば滑らせて下れるのに、
固まった粘土質は引っ掛かったり、反対にスリップしやすい。
玉石は足首を捻ったり、突き上げがえげつない。
お気に入りのイノヴェイトも、かなりお疲れさん。
富士山や高草山で滑らせて使ったら、ソールがフニャフニャになった。
長く下ってもつま先が痛くならないし、地面の感覚が分かりやすいのが特徴のシューズ。
石や岩の突き上げにはとことん弱い。
マラソンシューズより薄いもんね。
有度山はただでさえ怖いイメージが強いので、
再び膝をクラッシュしないために、シューズを新調するつもりだった。
それが、2週間前に注文したのに、在庫欠品で、届かない!
メーカーから取り寄せてから発送するなら、そりゃ欠品だろ。
出店者を選びそこなったか?
で、今日メール来た。
明日届くんだって(笑)
その頃にはレース終わってるぞ!!
もう僕には、ペラペラのお疲れさんシューズしかない。
足裏の打撲は、覚悟するしかない。
折れなきゃいい。
怖いと思ったら、頭から突っ込む。
そうすると地面が近く見えて、ガタガタの下りもバランスがとれる。
イケるか?
3連覇。
明日は勝負に徹するよ。