裏すじにビンビン・ホコリボッサボサ
今日からお休みという方も多いらしく、朝は混むバイパスが今朝は空いていた。
おかげで運転もスイスイで出張施術に向かうことができた。
半年前まで十数年来の痛みとしびれで歩くこともまともにできなかった方が、
スタスタと歩いてトイレに行くようになった。
来年は、これまで我慢していたことや、諦めていたこと、できなかったことを楽しんで欲しい。
今年の出張施術は今日でおしまい。
静岡市まで出向いたついでに、トレーニングのために母校に少し立ち寄った。
もう12月29日ともなれば、キャンパス内も閑散としている。
今日は100mダッシュを10本のメニュー(つなぎ300mジョグ)だった。
日頃走りこんでいるといえど、同じくらいのペースで走っていると神経系の発達が滞る。
関節の可動範囲やパターンも固定化される。
筋肉の使われる部分も部分的になり、出力が一定の範囲に狭まってくる。
そんな負の習慣、負の安定、滞留をぶち壊すための100m×10本である。
今日は風邪気味で苦しかったけれど、何とか12秒中盤から13秒前半で走り切った。
最初の方はなかなか体が動かず、途中から滑らかになった気がする。
普段なかなかこのスピードで走ることは無い。
走りながら思ったのは、力は出していないと、どんどん出なくなっていくということだ。
7割とか8割とか、それくらいで流していると、やがてその出力がMAXになってしまう。
それは年齢的な衰えだとかそういうものではなく、忘れてしまうようなものに近い。
ゴム製のものを使わずにしまっておいたら、劣化して硬くなって割れてしまったり、
考え方が固定観念にとらわれ過ぎて発想や思考をしなくなったものに似ている。
そうそう、ホコリが溜まっていくようなものだ。
久々のフルダッシュで、太ももの裏側(ハムストリングス)がビックリしている。
これは、普段の走り込みが低値での負荷に留まっていることを示している。
7km6本やった時でさえ、どこにも疲れは来なかったのに、
たった100m×10本で体の裏側が大騒ぎしている。
実はフルダッシュといえど、久々のスピードトレーニング過ぎてスピードを出し切れなかった。
もっと速く回すことができるはずなのに、やっていないと回転の壁にぶつかる。
もう1つギアを残したままになってしまった。
出し切れなかったことは悔いが残るが、
自分のカラダにホコリが溜まりまくっていたことにも気が付くことができた。
今日の100mダッシュは、カラダの大掃除だったかもしれない。
そういえば、出張で施術した方も「ももの裏が固くなる」って言っていた。
施術でもトレーニングでも腿裏テーマの昼下がり。
今年もあと少し!!!!
「からだ工房らくだ」