シャットアウトして質を上げる
このブログでは、兼ねてから「睡眠は大事だ!」と言ってきた。
睡眠時間を削ってまでやっても、いい仕事は出来ない。
それよりも、働きの良い脳ミソと体でやる仕事の方が、スピードも質も大幅に上がる。
長い時間、沢山頑張っても、成果出てなきゃ「つもり」なだけ。
良い仕事するには、リカバリーが命!!
その積み重ねが、人生を作っている。
ちょっと夜更かししていたので、時間こそ短かったけれど、
昨日はここ何年かで無いくらい、深くて質の高い睡眠をとる事ができた。
普段の睡眠で、寝つきが悪いとか、目が覚めてしまうとか、そういった事は全く無い。
むしろ、豪雨でも雷が鳴り響いても、全く起きない。
よく寝てる。
そんな自覚を持っていたのだ。
でも、今朝の体の軽さ、立った時の楽な感覚は、特別だった。
足裏の感覚はクリアで、走り込みの疲労感も消えている。
深ーい海の底まで降りて行って、そこに体重の全てをゆだねて、死んだように寝ていた。
目覚める時も、潜水から上がっていくかのようで、
水面まで随分と距離があるような、不思議な感覚。
そこで初めて気が付いた。
普段、寝てはいるんだけど、もっと質の良い睡眠があるんだなと。
深さで言うと、昨日は普段の5倍深く寝ていた。
驚いたのは、隣で寝ていたアサノーさんも、同じ体験をしていた事だ。
何故、そこまで普段と違う睡眠ができたのか。
そこには、落ち着いた空気と、ただただ静寂があった。
こんなに静かな空間に身を置いた事は、もう何年も無かったのだ。
焼津という港町の中の、更に田園地帯に住んでいるのに、
それでも喧騒と慌ただしさに流され、色んな余裕を見失っていたのかもしれない。
頭も体もクリアにして、自分の現在地を確認して、スイッチを入れ直す。
人には、静寂が必要だ。