立ったまま履くパンツ

我が家には来月で4歳になる長男と、1歳半の次男坊がいる。
毎日泥だらけになって来るので、全身くまなく洗うのが僕の役割。
子どもの足はクサい。
僕もクサいかもしれないけれど、子どもの足の方が桁違いにクサい。
これも毎日キレイにする。
長男は形だけは洗うマネをしても、全然洗えていなかったり、泡がついただけのことが多い。
自分で全身を洗うことができるようになるまでは、もう少しかかりそうだ。
クッサイ足も、全身を洗う最後に洗う。
これまでは足を洗う時は必ずどこかに手を着いたり、僕の肩をつかんで片足立ちになっていた。
ところが、3日前から突然片足立ちができるようになり、それからは足裏を洗う時も片足で立って洗うようになった。
時を同じくして、パンツも床に座って履くのではなく、片足立ちで履くようになった。
ズボンも毎回片足立ちで履くようになった。
長男の中で、何かが変わった。
体の仕組みから想像してみると、片足で立つだけの筋力(安定性)が発達してきたのだろう。
片足で立てるか立てないかでは、出来ることに随分差が出る。
成人になってからは失いやすい安定性も、発達段階では発育と共に誰もが獲得していく。
問題は体が出来上がってからの使い方、生活習慣にその後の身体機能が左右されることだ。
そういえば、この間来院した方も、「立って靴下が履けましたよ!無意識にやったんです」と興奮気味に話してくれた。
癒着を起こして機能が眠っていた筋肉を、動くようにする。
生活の中で機能するようにする。
慢性的な腰痛を変えていくには、必要なステップ。
歩く、走るのは片足立ちを切り替える動作の連続。
歩けないと走れない、の前に立てないと歩けない。
片足立ちには、色んなヒントが詰まっている。
目を閉じると、まるで出来ないんだよな~…訓練しよう。
今日はここまで。
ありがとうございました。
膝のリハビリをしていた頃…