パーフェクトデザインを学ぶ
人間の体を知らなければ、整体はできない(はずである)。
車の整備をする整備士が、基本構造について知らなければ、点検修理ができないのと同じだ。
しかしながら、治療院、整体業界、リラクゼーション業界、フィットネスや健康産業を含め、基礎医学や解剖生理、運動生理学の話になると、途端に目が泳いだりドギマギする人は多い。
「その話するなよ」的なオーラが出る。
専門的な勉強が嫌で流れ着いているのに、追ってくるなよ、みたいな感じ。
で、栄養学も知らずにサプリメント等の物販をしたり、
リピートを取るセミナーに行ったり、魔法のテクニックを学びに行ったりして、
よの治療家の多くは交流を深めているらしい。
それがある意味業界の最先端で、勉強してますみたいなステータスであるようだ。
そういう所、全然行ってなくて、ごめんなさいね。
僕には御前崎BASEがあるから、上っ面だけの営業テクや物販を学ぶ必要がない。
FTAには、本質的なもの、本物しかない。
常に発見と反省があり、心からワクワクして、面白く楽しく、厳しいことをやる。
そこでの勉強も、人の体の構造を知っていることを前提で進んでいく。
構造がイメージできていないと、何をするかも定まらない。
構造がイメージできると、効果的なアプローチの方法、方向性を探ることができる。
体の構造の理解を深めることは、面白い。
自然が体をどうのようにデザインしたのか、それを知ることが最も大事。
設計通りに使わないから、体が壊れる、不調をきたす。
元に戻すには、設計を学ばなければ戻せない。
どうデザインされていて、どう動くのかを知って、デザインされたように戻す。
全ての手技療法の使命は、それだ。
それ以外はできないのだ。
劇的に変える魔法なんて、存在しない。
自然が設計したものを、本当の意味で理解する旅は、まだまだ終わらない。
きっと、一生かかっても終わらない。
僕の日課の走ることも、自分の体を使っての実験であり、色んなランナーの動きを観察するという研究にも結び付いている。
植物然り、動物然り、全ては合理的に出来ていて、その仕組み通りに動いている。
謎解きの道は、永遠に。
からだ工房らくだの村田でした。