恵みの雨と溜まる水
こちら静岡では、昨日の午前中から昼頃まで随分雨が降った。
施術中には僕のスマホにも、クライアントさんのスマホにも警報が鳴り響いた。
androidが自動音声で読み上げる地名や字が絶妙に間違っていて、一瞬考えてしまう時間があった。
例えば「木屋川(きやがわ)」を「こやがわ」と読んだり、
「一色(いっしき)」を「いっしょく」と読んだり、
「宗高(むなたか)」を「むねたか」と読んだり、
「志太田中川(しだたなかがわ)」が「こころざしただなかがわ」と読んだり。
最後のなんかは特に意味不明だった。
ひと晩明けると、もう大水が出たことが嘘のように晴れて、今日は結構蒸し暑い。
田園の中にあるからだ工房らくだは、周囲の田んぼが全て水を受け止めてくれるので、水害は全くなかった。
雨乞いしていた畑の野菜も、緑のカーテンになる予定のプランターも、機嫌が良さそうだ。
この間までは湿気も少なく、気温が上がっても蒸すようなことはあまり無かったように思う。
ここへ来て、湿度が上がり一気に蒸すと、カラダの中の余計な水を発散できなくなる。
カラダは絶えず体液循環を行っている。
古いものは捨てて、新しいものを入れるという、サイクルを回している。
湿度が上がると、体液循環が滞りがちになり、カラダがだるくなる。
むくみが出る。
捨てるべきものを捨てられなくなるので、重くだるくなる。
この感覚、好きじゃない。
カラダはいつもスッキリさせておきたい。
暑かろうが蒸そうが、無理矢理走って汗腺を貫通させて、ドロドロの汗を滝のようにかいて捨てるという方法は、手荒だけど有効。
風呂からカラダを拭かずに出てきた位にビチャビチャになる。
これでむくみはスッキリする。
それから、毎年言っているけれど、スイカを食べること。
理屈は色々あるけれど、めんどくさいことは考えずに食べてみると、むくみが取れ過ぎてビックリする。
身軽になって、スイカが愛おしくなる。
日本人よ、もっとスイカを食べよう。
水が無ければ雨乞いし、降ったら降ったで大騒ぎ。
水分摂りましょうと言いながら、カラダに溜まればいいこと無し。
溜めずに循環させるのがこの世の条理らしい。
今日はスイカ買えなかったから、明日どこかで買えますように。