みんな最後は急性心不全で
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俳優の大杉漣さんが急性心不全で亡くなり、
驚いた方も多いと思う。
僕もそのひとりだ。
早く気が付いて、どうにかならなかったのかと言う人もいる。
突然の訃報を聞いて、自分の身体を心配になる人もいる。
本当のことを言ってしまえば、
僕ら人間は、全員ひとり残らず、最後は急性心不全で死ぬ。
また、いまこうして動いている心臓が、
10秒後にも同じように動いている保証なんて、どこにもない。
いつ止まってもおかしくない、動いているだけで奇跡。
それが心臓だ。
様々な形で急性心不全は起こる。
そこで命が繋がったら、相当運が良かったといえる。
いくら迅速でも、いくら正確で適切な処置が施されても、
二度と元のようには戻らないのが人の命。
後から、何とかならなかったのか、と思いあがいても、
何ともならないのだ。
最近はかなり普及したAED。
突然人が倒れた時に、AEDがあったから助かった例はある。
でもその一方で、AEDがあっても助からなかった例だって沢山ある。
当たり前に動いている心臓は、当り前ではないのだ。
当然の如く、動き続けるものだと、思い上がってはいけない。
いつ、どんなタイミングでその時は訪れるか、わからない。
確かなのは、必ず急性心不全で、この心臓はやがて止まるということ。
僕は随分前から、色んな人の死を見てきた。
仲間、友人、お世話になった人の、あまりに早過ぎる別れにも直面してきた。
それから、僕はいつも死を意識するようになった。
「自分に残された時間は長くない」
だから、悩んだりしている暇なんてない。
色んな言い訳をしたり、先延ばしにしている場合じゃない。
そんなことしている場合じゃない。
早くしないと、人生終わるのだ。
残された自分の命という時間の中で、どれだけ密度の濃い生き方ができるか。
動くスピード、動く量と質を、時間の中に詰め込んでいく。
明日また、当り前に目が覚めたら、かなりのラッキー。
みんな急性心不全でこの世を去るのだから、
今を存分に味わおう、今を存分にやり切ろう。
僕のエネルギーの源泉でした。
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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