アナログに生きる
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こうして毎日ブログを更新していたり、
自前でHPも作ってみたりすると、
僕のことをデジタルに強い輩と思う方もいるかもしれない。
出来ることは自分でやる。
でも本当は全然わかっていない。
スマホもアプリをほとんど入れていないので、
ホーム画面はスッカラカン。
CMでは50Gまで通信量があるプランが流れるが、
僕のスマホの通信量は毎月0.7G位だ。
ブログは拡散するために、デジタル媒体を使う。
それはアナログでまとめたものを、文字に起こしているだけ。
日常のアナログな作業の一部が、デジタルで出て来ているに過ぎない。
いわば、ブログは小さな窓みたいなものだ。
デジタルというものは、
表示する情報以外のものを排除することで成り立つ。
例えば液晶画面に「1」と映されたものは、「1」以外の何ものでもない。
「1」以外のものを排除することで、「1」が伝わる。
一方でアナログの「1」は、
「1」以外の情報が多分に含まれている。
紙に書かれた「1」なら、
その紙質や字の太さ、筆記用具の種類、筆跡、その周りなど、
「1」が持っているあらゆる状態と、
「1」以外のあらゆる状態を合わせたものが「1」となる。
なんか、ややこしくなってきた。
分解するとめんどくさいもののひとつに手を着けたらしい。
僕はアナログの、例に挙げた「1」以外のものが重要だと考えている。
情報が情報と結びついていた方が意識に残りやすいし、
その情報がある状態を感じることで、
極端に言えば、五感まで総動員して脳ミソを使うことができる。
デジタルは極めて限定された情報を伝えるには便利ではある。
しかし、それでは狭い世界が目の前に広がるだけだ。
アナログの実体のあるものには、
拾い切れない程の情報と、奥行きのある世界が広がる。
表現しきれないものが溢れるのがアナログ。
数値化、情報化できるものだけでは、つまらない。
僕はアナログが好き。
整体も、数値化できない、し切れないものを扱う。
デジタル化できないものは、人間の手でやる価値がある。
AIに取って代わられるのは、まだ先だな。
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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