休んだ方が強くなる時
日頃わざとコンディションが上がらないように負荷をかけているので、表立った疲労は無くても、3カ月おき位で大きな筋疲労の波がやってくる。
全身の筋肉が熱を持つ感じで、鈍い痛みが広がる。
過ごし方次第で、2日か3日すると抜け出すことができる。
疲労耐性を日頃高めておき、動きのバランスやコツをつかんでいれば、休養が無くても毎日の練習ができる。
しかし、そこには表面化しない細胞レベルの「修復」だったり「代謝すべき老廃物」が蓄積していて、ある閾値を超えるとオーバーフローするように表面化する。
それがおおよそ3カ月おきにくらいにやってくる。
こういった場合、休んだ方が強くなる。
一気に体力の水準が上がる。
試験的に心拍計測を続けていて、そのデータも集まってきた。
休んだ方が強くなる時は、ペースが大したことなくても心拍数の平均値と最大値が上がる時だ。
例えば、こんな時。
理論上は最大心拍は「220-年齢」なので、自分の場合は最大でも191拍/分までしか上がらないことになる。
ところが、結構頻繁に191どころか200を超えることが多くなる。
この間は、238までぶっ飛んでいた。
機械の計測ミスと思いきや、グラフは続けて出ているし、ラストスパートの1kmで一気に心拍数が増えたのがわかる。
これは、追い込んだトレーニングではなく、心拍数を上げないと酸素供給が追い付かない位にカラダが参っていたということだ。
こんなグラフが出たら、休んだ方がいい。
ただし、たるませることと、休むことは違う。
休養とは休んで養うこと。
今日はもう寝よう。
また明日!