データの蓄積からみる未来予測
今週金曜には富士登山競走、8月4日は富士登山駅伝がある。
どちらも日本一決定戦。
その舞台でバチバチやれる事を楽しみにしている。
さて、富士登山競走は個人で走る大会なので、大コケしても自分が悔しいだけで終わる。
しかし、富士登山駅伝はチームなので、絶対にコケるわけにはいかない。
全国から集まるチームとのせめぎ合いの中で、外さない事に集中する。
そんな緊張感が、夏前からずーっと続いている。
コースの過酷さ、参加選手のレベルの高さ、結果を求められる事で掛かる重圧。
こんなに追い詰められる事って、中々無い。
今年は登山駅伝の5区・7区も3年目。
続けて担当してきた事で、手元にデータが揃ってきた。
登りの5区は4.24km(登り1017m)
砂礫の急傾斜のコースである。
2017年試走TT
①58’05”
②56’47”
本番49’06”
TTでこのタイムじゃ本番通用しないから、変えて下さいって監督に言ったけど、
もう替えは居ないからって言われて腹くくって、火事場のなんちゃらが出た。
2018年試走TT
①56’19”
②52’40”
③56’22”
本番49’09”
試走TTで、手を抜いているわけではない。
全力である。
しかし、ここまで見ると、いかに僕が本番の「集中力」だけを武器にしているかが分かる。
普段は非常に緊張感の無い人間なので、練習は超がつくほど弱いのだ。
練習で出来ない事は、本番では出来ないとよく言うが、
本番じゃないとできない事の方がずっと多いと思っている。
2019年試走TT
①54’20”
②51’01”
③52’22”
④50’02”
本番?????
昨年、一昨年と比べても、僕の体に何かが起きている事は間違いない。
鬼岩寺の階段の積み重ねか、
トラック練習のおかげか、
ミズグチメソッドか、
鉄棒でブンブンしてる成果か、
全ての相乗効果か。
今年は、悪くても48分台、47分切りも狙っている。
何回も試走を重ね、本番のデータも集まると、
キロポイントの通過の目安もはじき出す事が出来る。
GPS計測の進歩のおかげだ。
その前に、富士登山競走があるんだった。
この2週にわたる連戦が、1年のピーク!!
回復のために、寝ます。