10本の壁
ニュースレター夏号が完成したので、手の届く範囲から配布中でございます。
郵送の方は、今しばらくお待ちください。
来週中には届くはず。
え?来ないよ?だとか、興味あるから欲しいよって方は、こっそりLINE下さい。
施術はどうでもいいけど、興味はあるって方は、もれなくバックナンバーごと送りつけちゃいます。
さてさて、季節はもう、富士登山シリーズ戦の準備。
登り専門ランナーとしては、平地やトラックはつなぎのトレーニングで、
傾斜をやり込む事がメインになる。
見上げる限り富士山は、御殿場の4区までは行けそうだけど、5区から上は氷の世界。
まだ現地練習はできないので、鬼岩寺の階段か高草山、あとは蓮花寺のクロカン走。
その中でも、「キング・オブ・ポイント練習」の鬼岩寺をやり込む事が基本。
2016年、2017年、2018年とかけて、
階段インターバルは本数を増やし、1本ごとのレストタイムを削ってきた。
やり込むほどに、富士山での結果もついてきた。
これまでは、10本がやっと。
それ以上どうしてもできなかった。
10本やると、動けなくなり、階段も降りられなくなる。
10本が自分の現在の力であり、言わばメンタルブロックと言ってもいい。
ここをぶっ壊さないと、進化は無い。
10本を1セットにして、セットごとに休憩を挟んだら本数行けるんじゃないか?
例えば、「10本+3本+3本+3本+1」みたいに。
時間はかかるけど、それでも1時間ちょっとだろう。
100km世界選手権で銀メダルの、行場さんが取材に来てくれた時に、
「セット分けしたりはしないのか?」という質問で、ハッとしたのだ。
続けて15本でも悪くないけど、5本を3セットみたいな分け方もできる。
セット分けした方が、質も高まるかもしれない。
頭カタブツで、所々根性論で叩き上げられてきた僕には、
行場さんの一言があるまで、セット分けする考えすら浮かばなかったのである。
昨日はミズグチメソッドの「バウンディング」を保ちながら10本。
給水と呼吸を整えてから、これまで越えられなかったトータル11本以上にトライ。
結果、10本+3本で終了。
やろうと思えば、3本じゃなくて5本は行けたかもしれない。
でも、焦らずに徐々に体を慣らさないと、地力は養えない。
しばらく10+3を繰り返し、10+5か10+3+3に変えていく。
染み込むまでは、辛抱強く繰り返すしかない。
意外だったのは、オプションの3本は苦しさが変わらないということ。
10本以上は、何本やっても同じ!?
苦しさの向こう側?ゾーンに入った?
朝晩を狙って、週2回のペースで通い詰めたいと思う。