バッテリー&デバイス問題
贅沢な腕時計には全く興味が無い。
むしろ、見栄えや自己満足ぐらいに思っていない。
機能を活かせていなければ、宝の持ち腐れに過ぎない。
使えていなければ、飾りにしかならない。
自分にとって、腕時計はなくてはならない、パートナーである。
日々の時間管理には不可欠で、トレーニングのコーチでもある。
だから、そこには必要な機能が備わっている事を求めるし、
不必要なオーバースペックは求めない。
昨年の暮れ頃、もう13年ぐらい使っている腕時計の調子が、悪くなった。
ソーラー充電が満タンなのに、いきなり電源が落ちてチャージモードになる。
電波受信で日時を合わせても、直ぐに電源が落ちるせいで、狂ってしまう。
いよいよ、電波ソーラーのバッテリーの交換時期が来てしまった。
一般的には5年で劣化がみられ、7~8年が寿命らしい。
13年ももったのはラッキーと言える。
火災現場で熱を受けて、水を被り、時に浸かり、
あちこちにぶつけて、塗装は剥がれたり、削れたりしても、全く壊れない優等生。
正確な時刻、ストップウォッチ、タイマーとアラーム、そして文字盤のライト。
他には何も要らない。
メーカ―に送って、防水検査と部品交換を頼んだのが12月31日。
それが、昨日の1月13日に戻ってきた。
完全復活である。
また同じ日に、ランニング用の時計「スーパーランナーズ」も届いた。
スーパーランナーズは4本目である。
ここ数年、スーパーランナーズにも、要らない機能がごちゃごちゃ付けられていて、
それが気に入らなくて3本目が調子悪くなっても新しくせずに使っていたが、
それも基盤がいかれていよいよ瀕死の状態になってきた。
まずいなと思っていた所、シンプルな機能に戻ったスーパーランナーズが出たので、
トラックトレーニング、インターバル用に新しいバージョンを注文したのだった。
押しやすいボタンと、見やすい画面、300本のメモリーが素晴らしい。
100分の1秒まで測れるのも有難い。
前と変わったのは、薄くなってソーラーになったのと、ライトがタップで点灯になったこと、
ラップボタンの音、それからメモリーの消去の方法。
3~4年で壊れてしまうが、バシバシ叩いてタイムを取って、
雨風にさらして振り回してそれだけ持つなら、充分だと思う。
これで腕時計問題は解決!と思いきや、
距離が分からない場所や、標高のあるところで使うGPSの腕時計が、いきなりダウンする症状が出てきた。
ペース、距離、心拍数、標高が測れ、ロードや山を走る時のパートナー。
活動量計やスマートウォッチとしても使える。
スイムでも使える防水仕様になっているとはいえ、風雨にさらして、こちらも毎日相当こき使っている。
十分過ぎる位に元は取っている。
なんとか電源は入るようになったけれど、
症状からして、こちらもバッテリーの劣化がダウンの原因のように思う。
降りかかる、時計問題!!!!
今年は始めから点検整備にお金が掛かるね。
でも、そこに掛かるお金では得られない恩恵を受けている。
数十グラムの中に詰まった機能に、僕は生かされている。