関節にアプローチ
自分の体のケアはどうするのか?
そいうった質問を受ける事は、少なくない。
ストレッチは、しない。
もう10年以上していない。
筋肉を伸ばしても、、、、だるくなるだけかな。
月1の勉強会で受け手をやるだけでも、かなりケアになる。
でも、月1回。
トレーニングは、毎日ある。
そこでは、筋腱の強化と共に、関節包や軟骨に負荷を掛ける。
主動筋と共同筋、補助筋を最大限収縮させると、拮抗筋の柔軟度が保たれる。
筋肉の張力を段階的に高めながら、壊れない強度を関節に持たせていく。
強化とケアが同時に出来る。
3年前に膝を負傷して、復活する過程で、治癒と強化のプロセスが見えるようになった。
元々故障とは無縁だったけれど、より一層故障しなくなった。
体中に溢れている「コラーゲン」は、動きの少ない部位に凝集する。
凝集して結合することにより、強度が必要な部位の性質を保つようにできている。
動きのある部位には、コラーゲンは凝集しにくい。
本来動きのある部位でも、何らかの理由でコラーゲンに固められると、機能が低下する。
関節を健全に保つには、まとわりつくコラーゲンを、振り払わなくてはならない。
常に動かして滑らかにしておくか、固まった部位をバリバリと解き放つか。
セルフケアでは、関節を絞る。
1か所でも制限が取れると、連動して他の動きも変わる。
これが面白くて、やり始めると1時間ぐらいやってしまう事もある。
僕は決して速いランナーではない。
でも、壊れない体を維持する事で、無理なくステップアップ出来ている。
もちろん、日々の施術でも関節を動かす事を第一にして見立てをしている。