インプット・アウトプット・フィードバック
こうしてブログを書き続けて、何年経つだろうか。
開業より前に始めて、開業後は出来る限りの頻度で更新してきた。
最初はYahoo!ブログから始まり、HPの立ち上げと共にメインはこのブログに移行。
最初から使っているYahoo!ブログの記事は1400を超えた。
もちろん1400なんてカワイイもので、
もっと多くの記事を何年にもわたって更新し続けている人もいる。
発信は、インプットしたこと、出来事や経験や考え方をアウトプットする行為。
頭の中だけでどれだけ世界観を広げても、そこは脳内世界の出来事であって、
現実世界は1ミリたりとも動かない。
どれだけ考えて練り上げても、どれだけ悩もうとも、それで現実の世界が変わることは無い。
しかし、インプットしたことをアウトプットすると、現実世界が動き始める。
アウトプットにも様々な形がある。
こうしてブログでの発信もそうだし、本で読んだことを試すのもそう。
TVで観たお店に足を運んでみるのも、アウトプットのひとつ。
その感想を人に話したりすれば、更に段階が進んだアウトプットになる。
アウトプットは言い換えれば、行動に移すというステップだ。
見たり、聞いたりしたことに「なるほど!」と思うことはよくある。
しかし、「やってみよう!」と行動に移すとなると、それをやる人はグッと少なくなる。
頭に入れただけでは、何も変わらない。
そういった意味では、本を何冊読んでも、読んだだけでは何の勉強にもならない。
勉強会、セミナーに出ても、何も変わらない。
読んだことを活かして考え方を変え、
選択を変える、行動を変える、習慣を変える、発する言葉を変える、
そんなアウトプットがあって、初めてインプットに命が吹き込まれる。
冷蔵庫に食材を入れておいても、使わなければ腐るだけ。
入れておいた食材は、料理しないと活かせないのと同じだ。
アウトプットすると、そこで経験が得られる。
何かしてみた結果が出ると言ってもいい。
やってみて、
良かった、
悪かった、
もっとこうすれば良いのでは?
次はこうしよう、
こうしたらどうなるだろう?
これが、フィードバック。
フィードバックを元に、今度はインプットを変えていけばいい。
そこまでやって初めて学びがあって、成長がある。
インプット、アウトプット、フィードバックのサイクルは、
同じところをグルグル回るのではなく、上昇するスパイラルの構造になっている。
フィードバックは、アウトプットしない事には得られない。
フィードバックが得られれば、インプットされるモノの質が変わる。
必要なものが変わる。
または、インプットしていたものの価値を再認識する。
それは、その後の行動に影響を与える。
重要なのは、インプットすることよりも、アウトプットすることだ。
100のインプットで、1のアウトプットよりも、
1のインプットで100のアウトプットがあった方がいい。
アウトプットの数にフィードバックもまた比例する。
数が増えれば増える程、経験値が洗練される。
質から量は生まれない。
量から質が生まれる。
とは、師匠のコトバ。
アウトプットの量が、現実世界を決めている。
ブログを書き続けてきて、僕が手に入れたのは「影響力」だった。
長々と今日も有難うございました。