思考と行動の両輪
毎月第3日曜は、臨床セラピスト治療家塾Roots!!
1カ月の「ヘソ」として、大きなタイムラインでのルーティンワークになっている。
師匠の座学があり、師範代の技術講義があり、
時間が過ぎるのを忘れる位、頭も体も汗をかく。
勉強会はライブ。
その場にいる人だけが共有し、持ち帰ることができる生モノ。
全てはとても文字には出来ない。
師匠の講義の中で、
「思考」と「行動」というキーワードが出て来る場面があった。
目標達成のために、フォーカスすべきもの。
この2つのコントロールが、結果の多くを左右している。
僕は「モチベーション」という言葉にずっと嫌悪感を抱いてきた。
気持ちの上がり下がりで結果が変わる事に、不信感と無責任さを感じてしまう。
波のあるものを原動力に「シゴト」をすると、当たり外れが大きくなる。
結局プラスマイナスゼロで、進捗すらままならない。
やらなければならない事を、気持ちの上がり下がりで、
やったりやらなかったりしたら、中途半端なままだ。
だから感情にくさびを打って、
達成のためにどうするか、何が出来るかを考えて、
具体的に行動する。
それしかない。
もう何度も読み返している僕の好きな本に、
ラクダの世話係の少年が主人公で出てくる。
物語の場面は約2000年前の中東。
その本の一節にはこうある。
「弱者とは、自分の感情が行動を支配する人のことである」
「強者とは、自分の行動によって感情を支配する人のことである」
1968年に出版されて、
50年経っている物語の一節に、何度もガツンと頭を叩かれる。
さてさて、日付も変わったので、今日はこの辺で。
明日のために寝るのも仕事。