適応のステップ
トレーニングでも技術練習でも、勉強でも、
やった事が馴染むのは、体が休んでいる間と言われている。
脳神経系に、学習記憶が整理されるらしい。
らしいというのは、自分で確かめる事が出来ないからだ。
時間をかける事、量をやる事は必要な事。
必要な負荷を掛けるのは、もっと大事な事。
何かをする時間と、何もしない時間の、両方がセットで必要。
蒔いた種が芽を出すように、蕾が花開くように、実が大きくなっていくように、
仕込んだものは、見ていない間に、確実に変化を遂げる。
置かれた状況に、徐々に適応していく。
今になって、そういう事が痛い程分かるようになった。
失敗を重ねて重ねて、体の作り方が分かるようになってきた。
何でもない日常の体が、年々レベルアップ出来ているのは感じている。
それでも、ピークパフォーマンスをレースにドンピシャで合わせるのは、難しい。
合格点は越えても、やり過ぎたり、足りなかったりして、
100点のコンディションにはまずならない。
バラバラのパズルを組み合わせて、どれだけ緻密にコンディションを整えるか。
その完成度で、レースは95%が決まる。
スタートラインつくまでの準備段階が、勝負の大半なのだ。
何をすればいいかという事と、休む事のウエイトが同じ。
というわけで、寝ます!!
また明日!