自律神経とは「あ・な・た」
汗っかきに拍車がかかる陽気で、まだ5月だというのに日中着替えが要る!
シャワーも着替えもリフレッシュできるから、暑いのは嫌いじゃない。
気温の乱高下と、気圧の変化が激しいこの季節。
気象の変化で自律神経が乱れるというのは、TVでもネットやSNSでもよく見かける。
自律神経失調症というコトバも、すっかり市民権を得た気がする。
でも、この「自律神経」というコトバ、僕はあまり好きじゃない。
なぜって、わかりにくいから。
ややこしくしていたり、分りにくいものが大嫌いなので、
聞いたところでイメージや理解に結びつかない「自律神経」という表現も好きじゃない。
自律神経とは、何だろうか?
ちょっと考えてみよう。
朝目が覚めるのは、寝ている間に寝ている間に「起きよう」と思ったからではない。
自律神経が働いて目が覚める。
オシッ○したい、ウ○コしたいというのは、「よし、溜まったから出そう」と思ったからではない。
自律神経が腎臓や膀胱、腸の働きを調整してくれている。
腹減った、喉が渇いたというのも、自律神経の働き。
食べた物を消化する、吸収するのも自律神経の働き。
汗をかくのも自律神経の働き。
鳥肌が立つのも自律神経の働き。
悲しくて涙を流すのも、階段を上って息がゼーゼーするのも自律神経の働き。
告白する時に心臓がバクバクするのも、自律神経の働き。
疲れ果てて眠くなるのも、自律神経の働き。
挙げればキリが無い。
細かく挙げれば、もっともっとある。
ねむいとか、腹減ったとか、ウ○コしたいとか、
あちーとか、さみーとか、のど乾いたとか、ぜーんぶ自律神経の働きなのだ。
冷静に俯瞰してみると、自律神経とは「あなたそのもの」と言える。
今ブログを読んでいる時の「あなたの意識」は、ほんの表面上の一部でしかない。
自律神経系が乱れる、影響を受けるというのは、「あなたそのもの」がグラついている状態なのだ。
自分が思う「自分」という意識は「あなたそのもの」にインストールされたアプリのようなものに過ぎない。
自律神経は、スマホで言えば内蔵のコンピュータにあたる。
人生という旅路をより良く歩むためには、常に自律神経に気を配る必要がある。
だって「あなたそのもの」だから。
分りやすくするつもりが、かえってややこしくなったかな?
あなたのカラダの事、相談に乗ります。