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静岡県焼津市(大井川町)藤枝市の整体院、癒しから骨格調整・骨盤矯正まで、身体の仕組みに沿った見立てと施術「からだ工房らくだ」

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立ち読みを立ち読み

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体の本質を研究する整体師、元消防士でランナー スポーツ障害のケア、癒しから調整、矯正まで
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立ち方や歩き方の姿勢、バランスは、動きに関連するのはもちろんのこと、

痛みの原因になったり、その予備軍にも関連する。

姿勢やバランスを正すことは、滞りなく動くカラダ作りにつながる。

 

2足で立って歩いている人は、それはそれでバランスを取っている。

ただし、そのバランスの取り方は窮屈だったり、無理があることが多々ある。

立てている、歩けていればそれでいいわけではない。

無意識の身体感覚がカラダの構造に変化をもたらし、やがては機能不全や変形につながる。

 

やっかいなのは、姿勢や歪みには症状が無いことだ。

痛みや動きが悪くなって初めて異常事態に気がつく。

その頃には「当たり前ではない当たり前」がカラダに染みついてしまっているので、

カラダをリセットして感覚を戻すには時間がかかる。

 

このところ、再現性の高い「姿勢の意識」の作り方を模索していた。

姿勢は崩れていても、崩れていることに気が付かない。

崩れにくいように、意識するポイントがあれば再現することができる。

ピッチャーやバッターが調子を崩す時は、

ほんの少しのタイミングのズレや、重心の位置の違いから起こることが多い。

感覚を見失うということは、プロスポーツの世界にもあることだ。

 

数値化できない身体感覚は、お汁粉にひとつまみ入れる塩加減のように、

あるようで無く、無いようでそこにはハッキリと存在するものだ。

 

ふと、動きの悪い立ち方、歩き方、走り方に共通するものが見えたので、

立ち寄った本屋で観察をしてみた。

立ち読みしている人の、立ち方を読む(ボディリーディング)というものだ。

面白い位に共通しているのは、ヘソを前へ出してケツの自由を奪った立ち方だった。

ヘソが前へ出過ぎてケツも前へ出ている。

太ももの前側の筋肉のテンションも強く、股関節に掛かった負荷が動きをぎこちなくしていた。

 

ヘソは3センチ後ろへ引っ込めて(お腹に力は入れない)、おしりも文庫本1冊分後ろにずらしてあげるだけで、随分楽に立って歩くことができる。

これは、走る時にも同じだ。

側面から見たカラダの重心線を想定した時、おしりは後ろに無いと動きの自由が利かない。

 

ヘソ出し過ぎ、ケツ前に出し過ぎによって、前傾が強すぎたり、後傾が強くなったりする。

どちらのパターンにせよ、ヘソとケツは引いておかないといけない。

 

立ち読みする様子を立ち読みするなんて、相当趣味が悪い。

しかしながら、趣味でなくこれもまた仕事であり研究である。

雑誌のコーナーに横に並ぶ人たちの姿は、どうぞ比べて下さいと言っているようなものだ。

 

自分の姿勢も気を付けたい。

ヘソとケツ、欲を言えばアゴも大事。

この件については後々続編があるかも。

 

「からだ工房らくだ」

〒421-0201 焼津市上小杉269
 080-3288-7235(代表 村田稔明)
 営業時間 9:30~20:00
 定休日 第3日曜他
 
これはダメなやつね

 

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