新たな相棒と共に
今日の午後、丁度施術が終わって、患者さんが帰ろうとした時のこと。
敷地に入ろうとしたのに切り返しが出来ず、道路で立ち往生する運送会社のトラックが見えた。
ここに住んでかれこれ4年目になるけれど、入って来られないトラックを見たのは初めてだった。
患者さんは帰れない、大家さんも出掛けられない、道路は封鎖されるというアクシデント。
でも、実は僕が頼んだ面倒な大型の荷物を運んできてくれた、有り難いトラックだった。
ドライバーさんと協力して何とか荷物を玄関前まで運び、トラックが出るのと患者さんと大家さんを見送った。
そこから、急ピッチで作業に入る。
届いたのは、新しい施術用のベッド。
これまで使っていたものが、いよいよ耐久性の面で危うくなってきたので、検討に検討を重ねて新しくした。
届いてみて気が付いたのが、施術する部屋に運び入れてから組まないと、通路を通らないということ。
天板を通すだけでもギリギリ。
別の候補を選んでいたら、間違いなく部屋に入らなかった。
全部施術を終わらせてから組めばいいのに、次の患者さんが来るまでに無性に組みたくなり、焦り焦りして20分で包装の片づけまで全て終わらせた。
大量の巨大なビニールと段ボールに四苦八苦。
これまでのベッドと、ほんの少し大きさが異なる。
高さや幅が違うだけで、部屋のスペースがやたら広くなった。
一気に空間が広がり、これで今までよりも出来ることが増える。
寝る時や立つ時の患者さんの負担も減る。
折り畳み式でない分、耐久性と安定感は抜群。
角も立っていないし、縁も痛くない。
10年は持つかな?
開業した頃から使ってきたものが変わったから、まだ広くなった空間に違和感を覚えてしまう。
果たして、ベッドが変わったことを、どれだけの人が気が付くだろうか。
黙って統計を取ってみよう。
このブログを読んだ方は、次回からの施術をお楽しみに。
かなりハードなのに、気持ち良い寝心地でございます。