層の厚さと決断
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第72回富士登山競走まで1週間!
早いね。
もう来週なんだ。
今年から前日受付のみになったけれど、
有難いことにアスリート枠はゼッケンもプログラムも郵送してくれて、
前日受付は要らないそう。
あざっす!!
7月25日に受付しないと手に入らないプログラムは、既にここにある。
ジャパンクラスが勢ぞろいのこの大会。
日本シリーズ戦に相応しいメンツ。
層が厚すぎて、わけわからん。
プロランナーだけで何人いるんだ!?
世界選手権代表も何人いるんだ?
今年から、入賞は6位まで(山頂コース・5合目コース合計の出場者は4043人)。
日本人の特別枠のランナーだけで、29人。
特別枠に入らなかった一般枠にも、
スポーツブランドのサポートを受けるランナーがゴロゴロいる。
世界選手権代表の選手もいる。
大激戦になる。
というか、よくここまでジャパンクラスが揃ったものだ。
日本では敵無し、世界トップクラスの上田瑠偉くんも、ちゃっかりエントリーしている。
(実は参加資格を満たしていないが、大会推薦枠という扱いなのだろう)
走ってお金稼いでいるランナーや、
スポーツブランドが全面サポートするランナーに、歯が立つわけない。
そんな事したら、歯折れちゃうよ。
噛みついたら総入れ歯だよ。
このメンツで20位に入れたら、結構スゴイ。
15位なら奇跡だろう。
昨年10位になって、ランナーズでも連載させてもらって、
「本当に10位の自分が特集の担当でいいのか?」って思ってた。
今年になって分かった。
市民ランナーが入賞することの壁の高さを。
評価された意味が分かった。
昨年は、運が良かったのだ。
僕の人生は、運の良さで切り抜けてきた。
ツキだけで生きてきたと言ってもいいだろう。
今年は、そうはいかない。
それぐらい、僕にもわかる。
3時間切りと10位が、大体同じぐらいという例年のパターンは、通用しない。
みんな3時間切るだろうし、順位は狙えない。
こうなったら、順位は考えない。
タイムで結果を出す!!!
昨年の3時間00分25秒を更新して、
2時間50分切りだ!!!
それで10位でも15位でも、悔いはない。
6位以内入れなくても、全然OK。
勘違いして欲しくないのは、弱気になっているわけでも、ビビッているわけでもない。
こんな豪華なメンツで、紛れもなく日本トップクラスのメンツで、
富士山を舞台にした日本シリーズ戦を戦えるなんて、ラッキーとしか言いようがない。
同じスタートラインで、同じ土俵で戦えるのである。
ピッチャーが千賀で、
キャッチャーが甲斐で、
ファーストは山川で、
セカンドに菊池がいて、
サードには中田翔がいて
ショートは坂本で、
レフトに筒香がいて、
センターは秋山で、
ライトに鈴木誠也みたいなフィールドで、
バッターボックスに自分が立っているようなものなのだ。
こんなラッキーな事、最初で最後だろう。
プロランナーでさえ20番をつけているのに、
11番でエントリーされている事もまた、ラッキーとしか言いようがない。