地獄の入り口開きました

日差しがきついかと思いきや、湿度も高い日となった8月初日。
今朝は、あるお寺にある階段を登り、修行をしてきました。
毎週の恒例行事となりつつある階段登り。
この階段が、ハンパじゃないのです。
6月上旬からやっているので、力がついてきてはいるとはいえ、
1本でも息の根を止めるくらいのパンチ力!!
下って来る時間を含めて2分毎の休息を取り、10本。
時間にして30分ちょっとの修行です。
正直言って、富士登山の方が、この階段に比べたらずっと優しい…
脚はガタガタ、息はゼーゼーでフラフラになる超高強度。
今日は朝から暑く、階段とのダブルパンチ。
リアルに倒れそうな状態でした。
そんな時、ふと脳裏に浮かんだのが、かき氷!
お寺からなら、車で2分!徒歩でも5分!
10本なんとか終了して、着替えて「まるか村松商店」さんへ直行!
まるかさんは、お茶と大判焼きが名物のお店。
夏の間は大判焼きはお休みして、かき氷屋さんになります。
店の外には、手書きでなにやら書いてありました。
8月1日は「釜の口開け」だそうで、なにやらお団子を売っている様子。
僕が一番人気の「抹茶あずき(400円)」を食べていると、
次から次へと団子を予約していた人が押し寄せてくる!
「予約してないですけどいいですか~?」
って言ってまたおばちゃんが押し寄せては、どんどん買っていく!
なんだこの現象は!?
恥ずかしながら、僕は「釜の口開け」っていうものを知りませんでした。
調べてみると、8月1日は地獄の釜の口が開く日で、
地獄の口からご先祖様がはるばる長旅をして、
お盆にようやくこちらへ帰ってくるらしいのです。
なので、ご先祖様が地獄から帰ってくる長旅のお供えとして、
団子を用意するのだそうです。
ご先祖様は普段地獄にいるのか!?
という疑問はさておき、釜の口開けというものが風習として根付いているのは、
飛ぶように売れていく団子を見てよくわかりました。
また、まるかさんはあんこを作るのも実に上手いお店で、
かき氷に乗せてあるあんこ(氷の下にも塊が埋まっている)は格別。
そのあんこが美味しい店の団子なら、人気があるのは当然です。
僕も便乗して、釜の口開けの団子を買っちゃいました。
賞味期限が…
そんなに日持ちしないでしょう(笑)
かき氷ですっかり体力も回復し、日本の風習まで勉強できました。
ご先祖様の長旅を支えるのが、あんこの糸切団子。
地獄へ帰るときも、お団子を持たせるのですね。
僕がいずれ地獄から帰って来る時にも、まるかさんのお団子がいいなぁ。
お団子の味もまた、格別でした!
抹茶あずき!
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