厚さと薄さ
これからのランニングシューズは厚底だ!
なーんてトレンドも、もう随分鮮度が落ちたように思える。
どこからが厚底で、どこからが薄底みたいな線引きはない。
厚いから良いわけでもなく、速く走れるわけでもなく、
薄いのがダメなわけではない。
ようは、使い分け!!
色々と試した結果・・・トレーニングで長い時間と距離を走る場合、薄い方が良い。
ペースを上げたり、スプリントなどの動きを入れる時は、厚い方が良い。
逆なんじゃないかと思われがちかもしれないが、やってみればわかる。
8割は薄いシューズで、ノンカーボンで。
2割は厚いシューズで、プレート入りで。
スパイク使うなら、1割でいい。
で、レースは、どうするか。
好きな方を履けばいい(笑)
きちんとトレーニングができていれば、感覚が良いと思う方を選べばいい。
スタートラインに着いた時、勝負の8割はもう決まっている。
どんな準備をしてきたか。
それこそが日々の積み重ね。
準備と実行。
結果を振り返って、後始末をする。
また、準備をする。
その円を、延々と回していく。
厚さと薄さ、どっちも必要。
履き分け、使い分けがキモ。
厚め、薄めにしても、反発やクッション性を追い求めて、
板みたいなシューズばかりになってしまった。
曲がらないシューズがほとんどだ。
そんな中で、ナイキのストリークは、
足の機能を活かして走れる数少ないモデル。
よく曲がって、軽くて、薄くて、柔らかい。
ペガサスに追いやられてるけど、良いシューズよ。