パズルを組む様に体と向き合う
一度感覚が戻ってくると、体って取り戻せるもの。
良い動きしている時は、疲労感が少ないのが特徴。
まだベストではないけど、この2週間ぐらいで走りはかなり戻ってきた。
週の中で、1度は階段、1度はロード、1度は山へ行きたい。
でも、仕事の都合や天候によって、上手くいかないこともある。
体調だってあるしね。
適応するための、休養も入れないと、レベルは上がらない。
じゃあ、そんなピースを、どう組み合わせるのか。
期日の決まったものに合わせて行く場合、その過程はパズルに似ている。
頭使って、柔軟に考えて、アイデア出して、試行錯誤してみる。
それが良いのか悪いのか、やってみないと分からない。
ピースが噛み合ってるのか、合ってないのかは、感覚で捉えるしかない。
全てが終わってみないと、パズルの仕上がりは分からないのだ。
バッチリ組み上がっていると思ったら、全然駄目だったり、
大して組み上がっていないと思ったら、ハマっちゃったりなんて、よくある話。
組み上がらなかったならば、その過程はどんなに頑張ったとしても、
失敗を計画して進めていたに過ぎない。
終わってから、その事に気が付けなかった事を自覚して、次に活かす。
結果と過程はイコールである。
結果の出なかった過程を評価しようとするのは、
自己陶酔と傷の舐め合いであって、誰のためにもならない。
ハマっちゃった場合、意図せずにパズルが上手く組み上がった場合は、
その過程で何が功を奏したのかを、よく分析する必要がある。
なぜ上手くいったかに気が付く事が、ステップアップの足掛かりになる。
その蓄積が、再現性を高めてくれる。
出ちゃった結果は、その過程にも大きな価値があるのだ。
レースに向けて体作りをしている時は、誰もが不安で、臆病で、デリケートになる。
僕だってそうだ。
ライバルのレース結果見て焦り、練習タイム見て焦り、
エントリーリストのメンツにビビり、
自分の現状に怯えるのである。
そんな現状を、いかにして突破するか。
知恵比べ、無い頭ひねって、策を見出す。
そうやって今までやってきた。
何やってもセンスの欠片も無いので、実力で勝負できないのだ。
富士登山競走まで、あと1カ月。
今年のメンバーは、日本一決定戦に相応しいメンツ。
ここまで揃うかというぐらい、豪華。
実業団、プロ選手、メーカーと契約結んだランナー、世界選手権代表がゴロゴロと名を連ねている。
その選手並べただけでも、20名越えちゃう。
入賞は10位までなのに。
そこへ、食い込める・・・はずがないっしょ。笑
走って飯食ってる連中に、世界選手権代表に、勝てるわけがないのだ。
だから、どうやったらそれができるか、考えるのだ。
出来る事は、全部やる!
走る事は、パズルゲームだ。