トラックから夏のマラソン練習へ

土日の静岡県選手権が終わり早2日。
僕は土曜日の5000mだけだったので、3日目か。
日本一暑い36℃だった静岡で、熱風が吹く中での5000mは、
収穫が2割、納得いかないというのが8割。
2割の収穫は、暑い中でもトラックを走り切れたこと。
夏は汗をダダ洩れさせながら走る僕は、暑さに弱い。
汗をかけるぶん体を冷やせて、暑さでも潰れることはないが、
血液の濃度が変わってしまうので、酸素を運ぶ働きが落ちる。
スピード勝負のトラックで、汗っかきは不利なのだ。
暑いな、暑過ぎるなという気はしたが、
体調はかなり良かったし、
脚の力の溜まり方、疲労の少なさといい、
順調な仕上がりでスタートラインに立つことができた。
厳しいコンディションながら、走れないという気がしなかった。
でも走り始めてみれば、気温と強風の影響はもろに受ける。
以前なら大崩れしてボロボロだっただろう。
でも、今回は終盤に向けてペースダウンしながらも、レースにはなっていた。
昨年から、ゼロからやり直す!と決めて、
走り込んできた基礎があったからだと思っている。
今年は3年計画の2年目。
明らかに昨年や一昨年とは違う水準になっている。
一方で、ペースを維持するためのフォーム(感覚)は無いようなもので、
それを支える骨格の動きはまだまだ硬く、
呼吸関連筋は消費に追いつけずにオーバーヒート。
横隔膜や腹斜筋が痛くなってしまった。
終盤に行くほど余裕が無くなり、
最後はペースダウンを食い止めるだけ。
何が必要かというと、大きく体を使えることと、弱すぎる腹回りの強化。
もっとやれるはず。
納得いかない。
その悔しさが8割。
夏はマラソンを走れるための走り込みをしながら、
動きの質は落とさないように、
ドリルやコアマッスルをやり込む期間。
静岡県選手権5000mは、
トラックとマラソンをつなげる橋渡しになる良い機会だった。
チームのメンバーも東海選手権行きを決めたり、大健闘。
切磋琢磨する仲間に刺激を受け、時に力をもらっている。
暑さに負けるな!
と言いながら、今日は疲れが出たので久々のランオフ。
明日からまたトレーニング頑張ろ。