○関節って言いにくい

全身には関節があって、その関節が滞りなく連係することで人は滑らかな動きができます。
ところが、この連係プレーが何らかの影響で崩れることがあります。
そこに関わってくるのが歪みという現象であり、ここを整えるのが整体師の役目。
関節には、色んな名のつく関節があります。
その中でも特に重要な役割を担うのが股関節。
股関節の歪みや左右差で、どこかしらに弱いポイントを持っている方も少なくありません。
実は、僕もその一人。
時折左右差を少なくしたり、歪みを整えることをして、バランスを取っています。
そんな股関節の痛みと可動不良を訴えて、出張で施術したある患者さんが申しておりました。
「膝や腰ならまだしも、股関節が痛いだなんて、恥ずかしくて世間体が悪い」
仕事柄僕には「股関節」という言葉は「おはよう」の挨拶くらい身近なものでしたが、
このフレーズに対して抵抗感のある方も居るようです。
足をひきずって歩く姿を見られたり、どうしたのかと誰かに問いかけられたりするのは、
心も痛い。
よどみなく動くカラダは、身だしなみのひとつでもあると改めて感じました。
今日の患者さんが、明るく買い物に出られる日が来るように。
施術後に久々に背筋が伸びたらしく、歩みが変わった時に出た笑顔。
僕も嬉しかったです。
症状が出てから半年。
時間はかかりますけど、段階を踏んでカラダを改善するお手伝いをさせて頂きます。
さて、今夜はこの辺で。
おやすみなさい。