1年のデカさ
Facebookの有難いお知らせで、
1年前や3年前といった、過去の投稿を呼び起こしてくれる機能がある。
最初は「これは要らん」と思ったけれど、最近ではかなり重宝している。
時間の経過と共に、色んな面で人は変わる。
いきなりガラリと変わるのではなく、
グラデーションのように段々と日々変化していくので、
短い期間だけ切り取ってみたら、大きな変化は無いかもしれない。
「1年はあっという間」
「早いねー!」
なんて、挨拶がてら口に出す事も多い。
時間の経つ流れに、自分は置いていかれているような気になる。
でも、振り返ってみると1年で相当、人は変わる。
それが3年、5年と積み重なると、別人になる。
写真を見返すと、時折恥ずかしいのは、それだけの変化があったからだ。
どんな変化があったのか。
どんな経緯をたどったのか。
これを把握しておくと、先を見通す足掛かりになる。
時間が流れても、変わらない。
同じような考えで、同じようなセンサーで、同じような話をしていたら、
きっと自分が飽きてくる。
感じて、考えて、改善を重ねて、また失敗してみて、
変わった分だけ、振り返った時が面白くなる。
1年は早い。
でも、その容量は相当デカい。
ちょっと見ない隙に、様変わりするだけの尺度を持っている。
この記事を、来年の4月8日に読むのが楽しみだ。
そこで自分は何を思うのか。
そのために、アーカイブするのも仕事のひとつ。