過伸展撲滅委員会
姿勢の悪さは、関節の可動の悪さに起因したり、
再び新たな姿勢の崩れにつながることがある。
「猫背」
この言葉は、日本人にはとても深く馴染んでいる。
「猫背はいけない」
「猫背矯正」
「猫背整体」
なんて看板もよく見かける。
猫背=悪という認識とは裏腹に、
猫たちはいつでも、肩こりや首こりなんて微塵も感じさせず、
優雅な毎日を送っている。
人間は、そもそも猫背だ。
猫背でなければ、立つことさえもできない。
重要なのは、どんなバランスの取り方をしている背骨なのか、ということだ。
バランスの取り方は、ひとつではない。
最も筋肉の負荷が少なく、関節への負荷が少なく、
安定性の高いバランス。
できるだけ、省エネで居ることが理想的なバランスだ。
その姿勢を左右しているのは、背骨でも骨盤でもない。
重要なのは、下半身。膝関節と足関節。
特に、膝関節に関しては背骨とシーソーのような関係にある。
O脚、X脚にも関わる膝は、過伸展で壊されやすい。
一気にブレイクする壊され方ではなく、1歩1歩のダメージが蓄積されていくこともある。
膝から股関節をまたいで、腰や背中、首にまで影響が波及する。
膝の過伸展は、思った以上に多い。
過伸展していない人の方が少ないくらいだ。
女性も男性も、膝の過伸展の問題を抱えている。
過伸展のイメージ。
ヘタクソでごめんなさいね。
こういう人、いるでしょ?
伸ばし過ぎは、伸ばし過ぎない使い方をクセ付けるしかない。
負担の無い使い方を、体に覚え込ませるしかない。
膝が伸びすぎない、フラットの状態、緩めた状態は、
驚く程の安定感、きっちり地面に足が着いている感覚がある。
見た目もカッコ悪い過伸展。
これじゃ、着飾っても、ボディラインが決まらないのは、
壊れかけの膝のせいかもしれない。
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
〒421-0201 焼津市上小杉269
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