サルになりたい
GWのある日の夕方、散歩ついでに近くの公園へ出かけた。
最近新しい遊具が設置されて、ゴージャスになった公園。
バリエーションに富んだアスレチック(ジャングルジム?)があり、
子供の成長段階や体力に応じて遊び方を変えられる。
3歳くらいから上は大人まで楽しめる。
大人の目線になると「おっ!!」となるような傾斜の滑り台が目玉。
GWなので、アスレチックには沢山の子供で一杯だった。
長男坊は初めは滑り台にビビッていたが、1度成功すると味を占めて、
登って滑っての無限ループに突入!
そんな子が何人もいて、付き添いの親も時々道連れにされる。
僕ももれなく無限ループのお供をする。
180cmの僕でも、普通に遊べるアスレチック。
子供の目線からしたら、夢の箱舟なのかもしれない。
だって、スゲー楽しいもん!!笑
アスレチックはつかまるところ、ぶら下がるところが沢山ある。
ただぶら下がってみると、これがとても気持ちが良い。
ついでに懸垂なり、足上げ腹筋なんてしてみたりして、
猿のように遊ぶ。
それを見ていた奥さんも、なぜかぶら下がりに参加してくる。
「何これ!ぶら下がってるだけで気持ち良いじゃん!」
以前僕が懸垂台(鉄棒)を建設しようとしていたら、
全力で反対してきたのに、
今度は逆に作れと言ってくる。
子供用ならまだしも、大の大人がぶら下がっても大丈夫な鉄棒って、
簡単には作れないのに。
ぶら下がらない時は、布団を干したいとか言ってくるし。
でも、その日から、鉄棒建設計画を着々と練り上げている。
借家なのに、やりたい放題だ(笑)
人間の体にはまだまだサルだった頃の名残が残っていて、
腕や肩はぶら下がるための構造になっている。
ぶら下がることで、肩や胸、お腹、背中や腕、手、股関節の動きまで、
協調性を保つことができる。
それって、全身じゃんと思うかもしれないが、その通りだ。
もう何年も前に、ぶら下がり健康器なるものが流行ったことがあった。
どこの家庭でもハンガーが掛けられたり、直ぐにホコリを被ったあの代物である。
流行は一過性のものでも、ぶら下がる行為そのものは、
現代人にとっては最も欠けている動きではないだろうか。
ホームセンターで単管買ってきて、鉄棒作ろう。
問題は、どう地面に固定するか・・・・
サルになろう!
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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