結婚式に出たら熱くなった話

昨日は友人の結婚式に参列してきた。

年に一回、あるかないかのスーツ！

高校時代はブレザーだったおかげで、

何も考えずにネクタイを締めることができてホッとした。

繰り返し体に覚え込ませると、何年経っても覚えているものだ。

結婚式を挙げた友人は、

小学校、中学校で一緒に野球をやり、

高校はお互い別の高校に進学したのに、

大学でまた一緒になってしまったという、もはやクサレ縁。

学部も専攻も同じ。

そんな彼の結婚は、本当に嬉しい。

式も披露宴も笑いあり、涙ありの、

稀にみる素晴らしいものだった。

学生時代の仲間も、久々に集合。

昔を振り返る話はほとんどなく、近況やこれからの話が進む。

様々な方面での仕事の話を聞くと、

社会の在り方、

組織の在り方、

職場の空気感、

人間の考え、

バイタリティー、

色々なものが伝わってくる。

 

みんな、日本を動かす仕事をしている。

 

現場の生の声は、ネットやメディアが伝えるものの何倍も、リアル。

当事者だから言えること、当事者だから言えないこと、

貴重な話をたくさん聞けた。

 

業種、職種の垣根を超えると、

お互いの無駄な所や、甘いところも沢山見える。

当事者だから見えないことや、できないと思い込んでいることも沢山ある。

 

この歳になってくると、

世の中を渡るのも上手くなってはくるが、

気遣いが過ぎて従順な子羊にもなってしまう。

 

それじゃ、何も変わらない。

繰り返しの、現状維持に甘んじる日々になる。

そこに、自分が仕事をする意味はあるのか？

自分だけができる、仕事の意義はあるのか？

 

年齢、性別、経験、役職など、一切関係ない。

遠慮なんかしなくていい。

既成概念や、凝り固まった常識という洗脳、

旧態依然とした慣例、

 

つまらんシステムは、全部ぶっ壊せばいい。

 

誰にも期待なんてするな。

待っていても、何も変わらない。

俺らがやらなきゃ、何も変わらない。

 

学生時代も、そうやって毎日野球をやっていたのだ。

 

結婚式に行ってきたのに、

なぜだかそんな熱を持ってしまった。

久々に集まったこともあって、なかなか熱い夜だったのだ。

 

しかし、一番驚いたのは、

学生時代のエース「おっくん」（三重県伊勢高校出身）が、

草野球で未だにサイドスローで１４６ｋｍ／ｈを投げること。

確か現役の頃は１４９ｋｍ／ｈだったから、ほとんど衰えていない。

プロ野球１０球団の誘いを全て断って、塾講師を１０年やっている異人。

彼に寝坊癖が無く４年間で卒業していたら、

静岡大学硬式野球部史上初のプロ選手だったはず。

おっくんには、今後も注目したい。

 

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