外旋と内旋を忘れるな

すっかり夏！！

そんなことない？

日焼けが進みすぎて、会う人だれもが「黒！！！」と言う。

夏になったら、どうなるか？

 

それはさておき、

 

ざっくり言うと、立ってみて、つま先が外向きが外旋。

つま先が内を向くのが内旋。

手のひら外向きが外旋、内向きが内旋。

ざっくり、ざっくり。

 

なぜかこの季節になると、思い出す。

 

走動作、歩行は、股関節の動きの内外旋がセットだと！！

内外旋の動きが失われると、非常に苦しい立ち回りとなる。

歩けていても、走れていても、辛うじて、何とかできているに過ぎない。

 

脚が前に振り出されていくとき、外旋のベクトルがかかる。

大腿骨の外旋角は着地直前が最大。

外旋されて着地した足部は、一気に内旋に転じる。

 

この内旋の力が、骨盤を介して反対の脚には外旋として伝わる。

外旋をかけられた脚は、自然と前に振り出されていく。

この繰り返しで、延々と動力が伝えられていくのが歩行、走動作。

 

動きはダイナミックでも、ほとんど地面を蹴らない。

 

そんな言葉じゃ、わからん！！

という方もいるだろう。

そんな言葉を、自然とできている人は、スイスイと動く。

意識したこともない。

人の体の設計に沿った、ごく当たり前の動き。

ものすごく省エネで、無理のない動き方。

 

試しに、脚全体を外旋させて着地して走るか、歩くかしてみてほしい。

最初はバリバリ違和感あるかもしれない。

でも、外旋着地さえ決まれば、あとは体が勝手に制御してくれる。

ちょっとだけつま先外に向けて、膝頭もちょっと外向けた着地。

 

ここで軸が決まると、体重移動が速い。

体重移動している間に、反対の足に外旋がかかってくれる。

あとは、それを止めないだけ。

 

言葉にすると、面倒くさい(笑)

見れば一発なのに。

 

これから運動会や体育大会で、子供たちが走る。

子供も速く走りたい。

親もそれを願っている。

シンプルな基礎、シンプルな法則性を守れば、

誰だって気持ちよく走れる。

 

ランニング講座で伝えること、ここでまたひとつ整理できたかな。

焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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