内面の整形
「整形」その言葉自体は、人によって全然違うイメージになる。
整形したい、とか、そんなの許さんとか、色々聞こえそう。
鼻とかいじっちゃうのは、「美容整形」ですね。
今日は、中身の整形のお話し。
整形とは、読んで字のごとく、形を整えること。
中身の整形とは、身体の動かし方(特に感覚)だったり、
ボールペン字講座で上手な字を書けるようになったり、
出汁巻き卵をキレイに焼けるようになったりと、
苦手だったり直した方が「気持ちが良い」こと。
そういう中身の整形って、生活の中で至る所にある。
いつかやらなきゃ、と自覚しているものもあれば、
諦めているものもあるかもしれない。
ペットボトルのキャップを、小指と薬指で締めて開ける人と、
親指と人差指で挟んで開ける人では、
身体を動かすメカニズムが違う。
(前者が正解)
箸の持ち方一つでも、指の延長線上にあるように箸を使える人と、
オリジナリティ満載に独自路線の箸の使い方をする人がいる。
それなりの年齢になっても箸遣いが残念だと、
それだけで「この人無いわ」と異性から、距離を置かれることもあるらしい。
他人の箸の使い方ひとつでも、違和を感ずるのが人間の感性だ。
ましてや、自分の身体の扱いであれば、
なおストレスが掛かるのは当然だろう。
慣れていて当たり前になっているだけで、心地よい身体の使い方ではない。
とはいえ「内面の整形」が必要なものは、人の数だけ無数にある。
必ずしも苦手なものではなく、
やりたいことや、伸ばしたいことも、
広く見れば内面の整形の積み重ねだろう。
人間は、時間とステップを踏めば、大概の整形はできる。
変化を楽しみながらステップを踏めたら、なおいい。
ラジオから聞こえたワンフレーズにヒントを得て、
今日はそんなことを考えてみた。
焼津市・藤枝市の整体「からだ工房らくだ」
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