6月走決算
距離を走ることは目的ではない。
走った距離は裏切らないとか、
努力は裏切らないなんて言葉はウソだ。
走った距離も努力も、平気で裏切る。
あっさり裏切る。
そう悟ったのは、かれこれ15年ぐらい前だろうか。
努力という言葉も、僕にとっては死語である。
まだ世の中にはあるのだろうか?
やりたければ、やりたいだけやればいい。
好きなだけやればいい。
行きたい所があるならば、
たどり着きたい場所があるならば、
そのためにやるべきことをやっちゃえばいい。
僕が走る理由は沢山ある。
そのひとつ。
「納得できないから」
上手くいかない。
だから諦められない。
その往生際の悪さが、原動力になっている。
距離を走ることは目的ではない。
大事なのは、どれだけの時間をかけることができたか。
そういう意味で、初めて距離がかけた時間の目安になる。
6月は、トータル634km。
出来ない理由とやらない理由をつけて、所々サボった。
振り返ると、先月は637km。
別に帳尻合わせたとか、計算したとかいうことは、全くない。
これがニンゲンの習慣であり、恒常性(ホメオスタシス)である。
6月は700km走るぞー!
なんて言っておきながら、同じような踏みしめ方だった。
ただ、5月と違ったのは、
月末に2回インターバルトレーニングを入れた事。
それまで封印していたインターバル。
有酸素の土台作りに時間をかけてきたので、
余裕度が全然違う。
何本でもできる。
スピードを上げ過ぎないように、抑えて抑えてやることで、
カラダに徐々に新しい刺激が入っていく。
6月、最後の3日間は、
これまでとは全く違った感覚で走ることが出来た。
7月はインターバルを重ねながら、有酸素の充電をしつつ、
つかみかけた感覚を体に馴染ませるようにしたい。