100分の20の法則
一説によると、筋肉は最大限発揮できるチカラの、少なくとも2割を少なくとも毎日使わないと、機能低下を起こしていくらしい。
専門的には廃用性委縮、廃用症候群、最近では生活不活発病とも言われる。
最大限発揮できるチカラはどれほどか、自分はどこまでやれるのか、これがわかっていないと、2割というラインは難しい。
何をもって2割か、全くもってアバウトだ。
出来ると思っていたのに全然できなかったり、できないと思っているだけで、ものすごく出来る場合だってある。
どちらにせよ、自らの体力水準を把握していないということに、変わりはない。
自らの体力水準を把握していないというのは、財布の中にいくら入っているかとか、銀行の口座にいくらあるとか、全財産はこれくらいとか、それがわかっていないのと同じだ。
そんな状況は、会社で言えば経営上あり得ない話なのであるが(実際にはかなりある)、実態把握が出来ていない事で、やがては破産してしまう。
当たり前のことを管理できていないと、あっという間に潰れる。
だから、カラダ経営も自分の体力水準を把握して、最低でも2割以上の頑張りを筋肉に課すこと。
この世のみんなが、カラダの経営者なのである。
2割というのは最低ラインなので、4割位を目指してはどうだろうか。
もう無理!
というラインの、4割ならなんとなく手ごたえがつかめそうではないか。
2割の発揮が、最低限の維持のためなので、4割なら貯筋ができる。
いやー、そうはいってもね、
忙しいのよ、
疲れているのよ、
体力残っていないし、
みたいな方は、筋肉の廃用が進んで、体力の器そのものがかなり小さくなっている可能性が高い。
会社員でも、公務員でも、自営業でも、社長でも、ニートでも、みんなカラダの経営者!
それも、人生の全てを左右する経営者である。
いつかは終わるこのカラダ。
どんな人生にするのかは、どんなカラダで生きるのかということと同じこと。
動くカラダに感謝して、これから先も大事に。
気持ち良い日々は、カラダが創る。
というわけで、自分の体力を知ること、最低2割の負荷は毎日かけること。
ブラッシュアップしたければ、運動習慣をつけること。
カラダへの投資は、リターンが大きい。