10秒に込める想い
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2016/08/IMG_20151119_105050.jpg?fit=3264%2C2448&ssl=1)
整体に来られる方の中には、高校生もいます。
僕が野球をやっていたこともあって、野球部も来れば、陸上部も来ます。
長距離選手も来れば、短距離選手も来ます。
今日は超大荒れの天気の中、久々に短距離の選手が来てくれました。
高校の間に、100mで10秒台は確実と思っていたら、
追い風参考ながら、きっちり10秒台を叩き出していました。
さすが!!
しかしながら、まだまだ成長過程の中で時折腰痛が起きたりして、
練習の下積みが十分でないので、足踏みしながらのベスト更新。
もどかしい状況のようでした。
もっとやれる、もっといけるという感覚はありながら、
思うように練習を積めないというのは、悔しいものです。
才能に恵まれているので、そこそこは走れる。
でも、その才能を伸ばす練習を邪魔する症状が出てくる。
そんな状態を改善していくべく、施術とアドバイスをしました。
短距離走は、100mならたった10秒。
勝負は泣いても笑ってもその1本で全てが決まります。
たった1本のために、一体どれほど練習するのだろう。
1本に賭ける想いは、相当なものでしょう。
彼は、もっともっと速くなるだろうなぁ。
そのためには、もっともっと強くならないといけないな。
ランナーにとっての褒め言葉は、速いではなく「強い」です。
速くても、弱い選手は沢山います。
弱い選手は、目先のタイムや順位ばかりにこだわる。
条件が変われば、対応できない。
一度歯車が狂うと、修正が利かない。
気持ち次第で、結果がブレブレになる。
目先のタイムや順位なんて、ファッションです。
では、強い選手とは?
その時と場合に応じて、もっともベストな選択ができる選手です。
戦況に応じて、その時のベストを尽くすことができる選手です。
強さに、年齢や性別なんて関係ありません。
強さは、一生かけて磨くことができるものです。
あの高校生スプリンターに、強さが宿ったら、どこまでタイムが伸びるだろう。
僕にできるのは、きっかけを作るくらいの施術ですが、1年後がまた楽しみです。
「できる」を増やす整体院
からだ工房らくだ
![s__5955588](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2016/09/S__5955588-768x1024.jpg?resize=640%2C853)