1年の短さと寿命
3連休の始まりも明日に控えて、いよいよ年の瀬を感じるようになってきた。
予約を取る時も、今年のスケジュール帳と来年のものと両方が活躍している。
ふと来年の手帳を開いてページをめくると、1年という時間の短さを感じる。
冬はすぐに終わって、春が来る。
夏が来て、秋になってまた冬になる。
当たり前のことだが、ひとつひとつの季節はすぐに駆け抜けていく。
開業してからというもの、時間が過ぎるのを待ったことがない。
過ぎていって欲しい時間を過ごしたことがない。
能動的に時間を過ごしてくと、あっという間に1年が終わってしまう。
決められた勤務時間が終わることを待ち望むスタイルの働き方に違和感を覚えて、
そこからシフトチェンジしてきた結果である。
今年を振り返ってみると、
成果も沢山あった、失敗も沢山あった、そして課題が沢山見つかった。
山積みの課題に挑む日々は、まるで受験生のようだ。
ただ、受験生と違うのはこの課題には期日が無いということである。
期日が無いと、人はどんどん先送りしようとする。
そして、段々と形骸化してくる。
これではいけないのを、僕は開業してから痛感した。
山積みの期日の無い課題は、
その日出来る最大の努力とスピードで取り組まなければならない。
「マイペース」という言葉は、成長を妨げる言葉である。
期日が無いからこそ、どれだけ前倒しできるか。
ここに集中しなければならない。
1年は短い。
ということは、一生はあっという間だ。
いつ、どこで死ぬかもわからない。
色んな面で、ここ数年でムラタは大して成長していない、
と思われることもあるかもしれない。
地表に出ている部分はそう大きく変わっていないように見えても、
地面の中では太く深く根を伸ばす日々でありたい。
車の運転には余裕を持って、でも人生のやることにはもっと焦った方がいい。
今日はそんなことを考えてみました。