遠まわしではなく、本音でアピールするチカラ
確か今年の3月始めくらいの事。
膝の手術をしてから、およそ1週間くらい後でした。
運動不足を少しでも解消しようと、少し歩きに出かけた時、
ある文房具屋さんでブリキのツールボックスを見つけました。
ブリキのツールボックス…赤い若干錆び付いた鉄の箱は、誰もが見たことがあるのでは?
ツールボックスは、文房具屋さんの隅っこの棚の下の方に置かれていました。
ものすごく精巧に作られているのに、ものすごく頑丈。
色も赤だけではなく、4種類ほどあってすごくお洒落に見えました。
更に、値段が安すぎてビックリしました。
こんなに精巧ないいものが、なぜ?
ブリキのツールボックスというだけで随分と昭和な感じがするのに、
お値段まで数十年前のままのようでした(笑)
その時は特に入れるモノが思いつかず、箱だけ買ってもしょうがないので見るだけでした。
今日、たまたまその文房具屋さんのことが頭に浮かびました。
いつも散らかっている僕の小物類を整理するために、
ツールボックスはいいかもと思ったのです。
そうは言っても、僕が見たのは3月初頭。
ツールボックスなんてそうそう売れるものでもなく、
文房具屋さんにまだ置いてあるかわかりません。
ダメ元で足を延ばしてお店に行ってみると、ありました!
以前よりも更に店の奥の隅に追いやられて、肩身の狭そうな鉄の箱。
シンプルながら精巧な出来栄えは、さすがのジャパンクオリティです。
安すぎるので大きさ違いを2個購入。
あえて赤は避けて青とカーキ。
大きなボックスが入っていた段ボールに、こんなことが書いてありました。
今どき、こんなにストレートにハッキリとモノが言える商品は、
なかなか無いと思います。
サラッと書いてあるけれど、スゴイ言葉です。
超頑丈で、精巧でありながらちょっぴりお洒落で、すごく軽いツールボックス。
おそらく、このボックスは死ぬまで使えると思います。
青い大きなボックスはもう中身が入りましたが、カーキがまだ空っぽです。
何を入れようかな~?
一生のパートナーがまたひとつ増えました。