週に1度はトラックで
毎日ほとんどジョグだけで、
レース前だけちょろっと刺激を入れるだけ、
というスタイルで長年やってきた。
ジョグだけでそれなりに走れたのは、
日によってペースがどんどんと上がり、
時にキロ3分30秒や、3分20秒位になっていた事もあったから。
1周10キロのコースを35分で帰ってきたら、
1日40分あればお釣りがくる。
特に学生時代は、部活(硬式野球)やって、
電車乗って帰ってきて20時半~21時ぐらい。
素振りやらバッティング練習して22時。
そこからランニングとなると、さっさと終わらせたくて、ペースを上げていた。
バリエーションは10kmか15kmしかなく、時間の都合でどちらか選んでいた。
早いとこ終わらせたくて、常に上げられるペースいっぱいで走っていた。
社会人になってからも、その流れで走ることが多かった。
階段のインターバルトレーニングは得意だけれど、
トラックのトレーニングは苦手意識があって、
ほとんどやって来なかった。
メリハリなんて、無いのである。
競技会に出る事、レースに出る事は、
走ることの中のほんの一部の世界。
毎日走るのは、体と対話したり、
常にベストなコンディションで生きていくために、必要な事。
歯磨きのようなものとしてきた。
誰からも強制されない、誰の指示も受けない、
自由で開放的な時間と動きを、生活に組み込む。
たまに、レースに出てる。
そういった意味では、僕は快適な生活を送るランナーであっても、
勝ち負けにこだわる、ストイックな競技者ではなかったかもしれない。
手術する羽目になった大怪我はあったけど、走り始めてから故障はゼロ。
走ることは、気持ち良く毎日を過ごすためのものだから。
そんなスタイルなので、タイムはそれなりの結果で伸びも落ちもせず、
この10年ぐらいはほとんど変わってない。
しかし、周りの環境は変わるもので、周りにはどんどん強いランナーが台頭してくる。
男として、強さには憧れる。
自分も強くなりたいなと、色気づくのだ。
ジョグしかしてこなかった今までのスタイルでは、限界がある。
それを反省して、年明けから「週に1度はトラック練習」と銘打った。
筆で書いて壁に貼ろうかと思ったが、字が下手過ぎて見る度に萎えそうなので、
代わりにブログに書いて発信した。
あいつ、週に1度はトラック練習とか言いながら、
全然やってないなと、残念な目で見られる方が効き目がある。
ブログの投稿なんて忘れ去られて、誰も気にしていないかもしれないが、
発信した手前、ないがしろにしてはならない。
言ってる事とやってる事が違うのは、カッコ悪いし恥ずかしいのだ。
そういうのは安倍政権だけで十分だと、国民も知っている。
1人でやる1000m×5本がベースアップにつながり、
あらゆる距離と路面で結果が出る事を、楽しみにしている。
強風の中での3’06~3’09”は、無風で集団走になれば、
3’01~3’02”ぐらいで走れてると信じたい。