辛さ・甘さ・キレの違い
ここしばらくワサビにご縁があり、とてもいいワサビを食べさせて頂いています。
ワサビは、静岡市の山間部や伊豆でよく栽培されている、
日本料理に無くてはならいない引き立て役です。
ワサビにご縁があるというのは、
そのワサビの生産者さんが整体に通ってくれているからです。
何でも工房で作るワサビ漬けは、皇室に献上している品だとか…
ワサビ漬けの概念が変わる美味しさのワサビ漬けです。
本物のワサビを擦り降ろして刺身に添えてみると、
その香りと甘さに驚きます。
これがワサビか!!!???
そして、ツンとする風味は爽快で、舌に辛さが感じられない…
辛い余韻だけ残して、スッと身を引いてしまうのです。
そのワサビを食べてから、ワサビ屋さんに聞いてみました。
「チューブに入っているワサビって、ワサビではないですよね?」
「あ、先生気がついたね。あれは、ホースラディッシュ。ワサビ大根だよ」
とワサビ屋の旦那さん。
どうやら、ワサビの香りに近い風味のする大根が存在するらしいのです。
「みんな騙されているんだよ~!」とワサビ屋の奥さん。
なんだ!大根か!!
そういう目線で食べてみると、
チューブのワサビが大根おろしに思えてくるから不思議です。
本物のワサビを食べている時、僕は奥さんと「甘いね~!!」を連発していました。
それを見ていたもうすぐ3歳の長男。
「甘いの??ちょーだい」
お前にはまだ早い!!!
お前にはまだこの味はわからん!!
と言っても通じるはずがありません。
長男坊には両親が甘い食べ物を独占しているようにしか映らないわけです。
「わかった!ちょっとだけね」
米粒ほどの擦り下ろしたワサビを長男の口に突っ込む…
長男「!!!!!!」
咄嗟に舌を手でかきむしって、お茶をがぶ飲み。
そして号泣。
ほら、言わんこっちゃない!
その話をワサビ屋さんにしたら「ファンがひとり減っちゃったね~(笑)」との言葉が。
本物のワサビを食べたら、チューブとの違いに愕然とするはず。
静岡って、美味しいものだらけ。
今日も頂き物、ありがとうございました。
「できる」を増やす整体院
からだ工房らくだ