足と呼吸
![](https://i0.wp.com/lakuda.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_20190809_105558.jpg?fit=432%2C576&ssl=1)
科学的に説明のつくもの、
理論的に成り立つものであること。
そこに嘘や似非科学が無いこと。
整体師として、根にしなきゃいけないと考えている事。
じゃないと、インチキが蔓延る。
治療院業界って、そのラインを限りなくグレーにしてる所が多い。
一方で、まだ解明されていないけれど、
確かにそこにあって、
感じられるもの、
傾向としてあるように思えること、
そんな「感覚的」なものの存在も、僕はとても大事だと思っている。
分からなかったもの同士がつながって、発見があったり、
理解が深まったり、
また新たな謎が生まれたりする。
その感覚が共有できると、知らず知らずのうちに仲間になっていったりする。
僕は足の感覚を大事にしている。
地面の硬さや、凸凹、段差や、滑りやすさ等の、足裏から入ってくる情報は膨大だ。
着地の衝撃や、体の傾き、それを受け止める骨格や筋肉の状態も、
全て足の裏から入ってくる。
足裏から入ってくる情報、その感覚で、
脳は自分の振る舞い方を決めている。
それはテイスティングのようなもので、数値にはしにくい。
言葉にするのも、なかなか難しい。
足裏が機能している時、気分も変わる。
見える景色も変わる。
地面に足を着いた感覚で、人は自分の状態を測っている。
走る時も、足が上手く転がっている時は、呼吸が楽になる。
転がっていない時は、その逆。
上手く転がっているから、呼吸が楽なのではないかとも考えたが、
明らかに足裏と呼吸中枢がライン(LINEじゃないぞ)で繋がってる感覚がある。
足裏が呼吸を開放してくれているような、そんな感覚。
デリケートで繊細な足。
足から入る刺激が、僕らを作っていると言ってもいいかもしれない。
今朝はそんなところで、よき1日を!