筋肉に刺激を、神経にスパークを
カラダは急には変わらない。
このことはある意味正しく、ある意味では正しくない。
例えば、体重を落とそうとしても1日や2日で体調を崩さず健康的に何キロも痩せるのは、現時点では無理があります。
それに、1日や2日で痩せてきたとしても、それを維持するのは現実的に難しい。
それから、日焼けした人が色白に戻るには半年くらいは必要だし、場合によっては数年かかるかもしれないです。
昨年までずっと、坊主頭に近い短髪で過ごしてきた僕も、最近は知り合いに気がついてもらえないくらい髪が伸びました。
髪も1カ月に1センチ位しか伸びないので、目に見えて伸びたことを感じるには時間がかかります。
その反面、急に変わるものがあります。
それが、筋肉と筋肉を動かす神経。
筋肉に刺激が入る、神経が興奮したり、促通が起こるとカラダはたちまち変化します。
すると骨格の動き、バランスにも変化が起こります。
急に変わるためには、ある条件が必要になります。
それは、新たな刺激であること。
それまでやってこなかった動き、使い方、
それまでやってこなかった重さ、スピード、回数…
慣れていないことをすると、筋肉と神経が目を覚ますのです。
目を覚ます!?
そう、僕らはカラダの色んな機能を眠らせているのです。
使っていない機能の方が多いのではないかと思っています。
その眠っている機能、使っていないところを動かしてあげると、
カラダの感覚がいい方に変わっていきます。
ものすごい筋肉痛に見舞われるというおまけも、時にはあるかもしれませんが、
筋肉痛なら、時間が解決してくれます。
人は歳を重ねるにつれて、段々と賢くなります。
頭が良くなると、守りに入るようになります。
これはきっと、進化の過程では当然のこと。
ただし、守りに入ると同時に、殻に閉じこもるようになり、
進歩がなくなり、気がつかないうちに退化してしまいます。
眠らせている自分のカラダの可能性どころか、
できていたことまで、知らぬうちにできなくなっていく…
あとさきを考えることで、ジャンプの仕方すら忘れてしまう…
筋肉と神経は、眠っている程変化は大きく出ます。
眠らせておくのは、もったいないですよね。
目を覚ますには、刺激を入れること、スパークさせること。
キツイ、しんどいから逃げないこと。
賢くなりすぎると、いいことないのかもしれませんよ。
しっかり説明して施術する整体院
からだ工房らくだ