木島平でランニングキャンプ【出発編】
このところ、ブログを書いたり、書かなかったりという日が続いている。
意地でも更新するつもりは、全く無い。
更新することは目的ではないので、つまらない投稿するぐらいなら、書かない方がまだいい。
温めておきたいアウトプットは時間を置いた方がいいし、寝る時間を削るならブログは書かない。
書かないでいると、書くことがまとまってくるし、
書こうとすると書けないのが面白いところ。
数日間更新が止まったのは、長野県に木島平村に足を延ばしてきたから。
家族で旅行…ではなく、ひとり旅。
「ミズグチメソッド・ランニングキャンプ」に参加するためだ。
木島平までは、片道304km、時間にして約4時間。
新東名→中部横断道→一般道→中部横断道→中央道→長野自動車道→信越自動車道という道のり。
長い高速道路の運転は、レーダークルーズコントロールのおかげで、随分と楽に感じた。
このGWに、仕事を休みにしてまでも、どうしても行きたかった。
この十数年、一切指導者につかずに走ってきた。
学生時代に勉強した事をベースに、試行錯誤しながら、独学でやってきた。
途中からは、整体のエッセンスも加わり、走る事との相互作用も生まれた。
その中で見えてきたのは、
ランニング業界だけでなく、スポーツ業界全体、また治療業界の常識の矛盾点とウソの多さ。
やればやるほど、おかしい事がどんどん見つかる。
俗説と、旧態依然とした「そう習ったから」という、思考停止の状態に、
違和感だけでなく嫌気が刺していた。
だから、ここ何年かの僕のランニングは、
ことごとく反逆のスタイルで積み上げてきた。
結果を出す事で、本質に近いモノを証明しようとしてきた。
矛盾とウソまみれの持論を、教祖様の指導者が振りかざす。
それっぽい事を饒舌に話す、なんちゃってコーチ。
陸上部の雰囲気も、絶対服従の監督も、気持ち悪くて教わりたくない。
何より、面白くないのだ。
走る事、整体する事で見えてきた事、疑問点を、もっともっと確かめたい。
身体の構造と機能を探る中で出会ったのが、水口慶高コーチの本だった。
3%の確信と、47%の驚きと、50%の理解できない話。
直接会って、指導を仰ぎたい!
その衝動に駆られたのは、思えば整体の師匠との出会い以来だった。
1泊2日のトレーニングキャンプで、徹底コーチングを受けられる。
しかも、ナビゲーターはトレイルランナーの山田琢也さん。
4月中旬以降は、しばらくレースも入れていない。
日程調整すれば、行ける!!
こんなチャンスを待っていたんだとばかりに、
僕は申込フォームに必要事項を記入して、送信ボタンをポチッとしたのだった。
つづく。